乃木希典さんへ | アキグミ

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秋吉久美子オフィシャルブログ

今 終わったよ。

全てメールし終わりました。

相変わらずのギリギリセーフ。

11:45でした。


本日は昼間、詩吟のお稽古、

おさらい会も近いので、

徳川景山による「大楠公」気合いを入れて謳い上げました(なんてね)が、

新しい曲目の「三典歌」に心惹かれた。

時の陸軍大将、乃木希典そして子息の、勝典、保典、軍人一家の話です。

歌詞の中で、三人の中で一人死んでも棺(ひつぎ)を出すな、三人揃った後に出せと、婦人に命ずるくだり、そしてその戦争で長男、勝典を失い、次男保典をやはり失う。

もちろん美化しての話なのだけど、

「咲いて散るのが男じゃないか、、」の

近代戦争の日本人観とは違うなぁ、と改めて思いを深くした。

少なくとも命の重さがあって、喪失の痛みがある。

秘めた悲しみは底知れない。

命を歌い飛ばしちゃいけないよね。