茨木のり子「茨木のり子詩集」に突然燃えています。とても男らしい骨のある言葉にハッとします。文庫本なので、ちょっとした時に持ち歩けて便利だよね。って言っても、バックの中から睨まれているような緊張感漂う詩人なんです。タフという表現は、日本では女性の褒め言葉として一般的じゃないけど、正にタフな魅力に惹きつけられます。キレが良くてスッキリ。100年ほど前に生を受けた彼女の感性の生々しさに感嘆。人生の先輩は、優しいだけでは生きていない。