只今、柳町光男監督3作品渾身のロードショー、
「十九歳の地図」「さらば愛しき大地」「ゴッド.スピード.ユー」が上映されている新宿K's cinemaから、戻って来ました。
マリリンが(フム?誰?)私の出演している「さらば愛しき大地」を観てみたいです!というので、殺人的な寒さの中、新宿へと出かけました。
久しぶりの新宿も冒険で面白かったけど、
映画は胸が破れるほど興奮しました。
さすが、キャッチコピー通り、絶望と愛の極北でした。
マリリンは、救いが無さすぎてもう、私は、、と
呻くけど、人間の生活は生と死のはざま、豚小屋や田舎のスナックの天上で昼も夜も、美しく切なく望みなく、輝き続けるのです。
デリケートな演出、デリケートな演技が行き渡らなければ、文化果つる彼の地の悲劇は嘘になってしまう。
人はかくも脆く、かくも強いものか、、と、
私は私なりに今も胸の奥底がズーンと響いています。