ググッと地味な1日。
地味を満喫している。
こんな日には、長浜の称名寺さんで、
浅井長政、石田三成などの書簡を見せて頂いた際に、おもてなしを受けた、こだかみ茶を楽しみつつ、昨日、薬屋さんで買った低糖質プロテインクッキーを摘み、哲学のエマ博士(これがまたまたホント)に勧められた、ウンベルト.ガリンベルティの「七つの大罪と新しい悪徳」をヨシヨシと舌なめずりして読んでいる。
Hoki徳田さんのライブにお付き合い決定で、歌うことになったので、本を読みながら、たまに一人発声練習もしている。
客観的に見れば、ちょっと気持ち悪い女優である。
マイワールドバブルの中でこの上なく、ご機嫌良し。
まずこの「こだかみ茶」
805年に遣唐使だった最澄が唐から持ち帰ったものである。味はほの甘く、ほの渋く、香りに品がある。最近、お茶をミックスしたりする私なのだが、
「こだかみ茶」はこのままがいいね。
こだかみ茶は「三献の茶」とも呼ばれ、石田三成が小姓の時、豊臣秀吉に最初はぬるめ、次やや熱く、
最後はしっかり熱く少なめに、出したことから、細やかな気配りに感銘を受けた秀吉に認められて、家来に召し抱えられた逸話がある。
一方、イタリア人ウンベルトの本は、全く納得がいく。頭のお掃除をしてもらってるみたい。
まだご存命とのこと。素敵な人は皆、今はいないか、死んでしまうので心強い。
教皇 フランシスコ様もがんばってほしい。頑張りすぎてるかな。
今読んでいるところは、人は飽きっぽい。アダムは一人に飽き、次に作られたパートナーエバも飽き、その後まだまだ飽きた人類はバベルの塔を作って気晴らしをしようとしたが、結果、塔の高さと同じくらい退屈であり、その後倦怠が広がった、、んですって。
全く、なるほど。
ところで、
日本人は働き者、ということになっている。
してみると、飽きっぽく怠惰な人類の習い性に、日本は孤高にも立ち向かっているということか、、。
などなど、
地味な1日 楽しいよ。