今日は、ますます、格別に暑かった。
湿気 満載。
敬愛する能楽の野村四郎先生が、
この度、「雪号」をご授与なされたということで、
港区の伝統文化交流館で開かれる先生の講座に、
お祝いに駆けつけた。
先生は1936年生まれ。
夏物の黒のジャケットをたおやかに着こなされ、白黒の格子柄のネクタイがキリリと締まる。
1時間半、お話しをなさる立ち居振る舞いの穏やかさ、優しさ、楽しさ、美しさ、、。
訪れた人々は皆、和やかで充実した時間を過ごした。
まさに人間国宝だ。
存在の全てが宝です。
雪号とは、雪に象徴される白、濁りのない清浄なものを示し、その極みに至ることだと解釈される。
先生から学ぶことは限りない。
日本の文化、芸能を体現なさる方だ。
そして、人がどうあるべきかを指し示してくださる。諦めてはいけないのだ。人は美しくいられる。
諦めなければ、、と今日も勇気を与えられた。
雲が厚いね。
今日のフルムーンは無理かも?
でも、昼間、
野村四郎先生という輝くフルムーンにお会いできたので、充分満足です。