服部剛さんの詩集、
「我が家に天使がやってきた」
じっくり目を通した。
ダウン症を持つ愛息周君に関して綴る詩なのだが、
命が命と出会う情熱の瞬間とでも言おうか、
命を与えられたと受け取る青年の心意気が切なくて、それは、与えられた命がダウン症であろうとなかろうと、心意気には違いない。
青年の心意気を父親というのかもしれない。
迷いにも正直だ。
絶望にも向き合う。
そして生を選び、道を定める。
日記と詩の違いはなんだろう。
日記は記録、
詩は予言、、?
この詩集は予言集だと、重く、だが清々しく受け取った。