今、抗痙攣薬の注射で発作も治り、
熱は38度まで下がった。
大嫌いな病院なのに、フランソワーズはスッカリ寝入っているという。
疲れ切ったのだろう。
今夜 様子を見たいということだが、
様子は見なくて良い。
もう入院はさせないと決めている。
家に連れて帰る。
血液検査の結果が出たが、
腎臓、肝臓の問題ではなかった。
王道のテンカン、、という見立てだ。
それはそれで良い。
16年間らあらゆることに立ち向かったフランソワーズとは、もっと穏やかな老後を分かちたかったが、
テンカンと向き合うしかない。
これからまた、二人で向き合って行こう。