野村四郎先生東北大震災に心を寄せられ、その後の復興、地域創生にも力を寄せられている、能楽師の野村四郎先生が、福島県 いわき市の磐城高校の生徒の前で能を舞われ、山間の三和町でも、子供たちに能のフィールドワークをしてくださった。三和町、上三坂は私も参加して始めたオジョンコグループが、地域創生のためオジョンコ邸を立ち上げている現地だ。寄贈した私の拙い書の横で、先生が写真を撮ってくださったものが、友人からメールで送られてきた。 山晩望晴空 山晩(あ)けて晴空(せいくう)を望む東北大震災の直後、何もかもがガラガラと変わる思いの中で、見つけた李白の詩の一節だ。四郎先生の美しい佇まいが眩しい。本当にありがたいと思う。