「ブラック クランズマン」by スパイク リー
久し振りにスパイク リーの映画を映画館で見た!
さすがスパイク リーだ。
全てのショットの組み合わせに軽快なリズムと深い意味が込められていて、達人の芸に引き込まれ、
等身大のアメリカンヒストリーの根深さを思い知らされる。
粋でいなせで、切り口爽やか。
さすがスパイク リーだ。
人種差別へのメッセージを強く打ち出している映画だが、
日本人である私が、そのメッセージに
魂を揺さぶられ、胸が熱くなる。
久し振りにパンフレットも買った。
感動しすぎて、さっき入って来た
映画館の出口がわからなくなってしまった。
私は実は、動揺すると方向音痴になる癖がある。
特に怒った時に。
映画を観終わり、私も人種差別にやりようのない怒りを感じていたのだと思う。
涙を見せない演出に涙が出る。
さすがスパイクリー。
たゆたうような音楽も最高だった。
社会派の刑事ドラマだが、
観終わってすぐ、もう一度観たくなった。