積極的に動きません。
昨日の夕方から今日の夕方まで、何も動きません。
雨はそぼ降り、気まぐれに叩きつけ、、傘もさせない
ああ、もう、ホント、巡礼の気持ちだ、。
雨は時に霧のように細かいミストになって、骨まで染み通る。パーカー、防水加工じゃないし、、。
夕方ラマダンが開けるまでは仕方ない。
ナザレの街中を、トボトボ歩く。
教会から教会へ。
雨宿りなのか？巡礼なのか
マリア、つまり息子であった大工イエスファミリーが住んでいたという住居に寄って、
ツアーガイドさんが喋ってる、ヘブライ訛りの英語、後ろの方でフムフムと聞いたり、、
2000年前、
ほぼこんな感じ？だったらしい。
リビング、寝室一緒。
日本の和室。お布団敷いたり、御膳出したりと同じだ。
土産物屋 覗いて、
数たくさん買ったら負けてくれるの？
いいよ？
ドルでは？
じゃ、もっとおトクですよ。
みたいな会話をし、寒さを凌ぎ、時間をかせぐ。
そして、夕方のバスで
(運転手さんの頭、光ってるね。)
ナザレからエルサレムに向かう。
バスは、
石畳みの細い道のカーブを
年取ったクジラみたいに、頭をふり揺れながら走る。
そしてハイウェイをひた走り、あらもう？
と思いながら降りたら、ホントの嵐！であった。
ウワッ！！！
もうどうするの？
助けてー！ 神様ーっ！！
でも記念に自撮り。
吹きっさらしの夜のバス停。
雨の中濡れながら進む修道士の気持ちになる。
これからエルサレムの郊外、エンカレムへ。
ヨハネが生まれたところ。
マリアの親戚も住んでいた。
ていうか、
早く暖かいおウチに着きたい。