花 花 華 に囲まれて暮らしてる。
楽屋見舞いに貰った花たちが、テーブルの上や、棚の上で咲き誇っている。
大好きな百合の香りに、春の野山を一人で歩いた子供時代を思い出す。
誰もいない樹々の中を楽しく満ち足りて、一人歩いていた小さな子供だった自分を思い出す。
今日は「ライフスタイル」という雑誌の創刊号で、テリー伊藤さんと対談。
直々のご指名らしい。
どうも野心が感じられないところが良い、、とのこと?
野心はあるんですけどね、とか、始まって、芸術のカタルシスの働きとか、、
色々ぶってしまった、はは。
多分、編集でカット?かな?
そういえば、懐かしいドラマ、「愛おしくて」の怜子のリビングに、夏目漱石の、
「則天去私」の書が、バン!と据えられていたが、、意味あってだったのかなぁ、
天に則して、我を去る。
まあ、自然体なら、我にこだわらず、苦しむこともない?
ということなのか。
恋に悶える怜子さんとは、正反対の境地かと思うんだけど、、。
芥川龍之介にはロマンが、、
太宰治にはメランコリー、
そして夏目漱石には苦悩が、、
でも、そろそろ漱石を読みたくなった。
少し心に余裕が戻って来た。