ワイヤレス充電の仕組み | ■工具商社㈱中恒■ 新ドリンク大好き工具アドバイザー 秋 善康の奮闘紀

■工具商社㈱中恒■ 新ドリンク大好き工具アドバイザー 秋 善康の奮闘紀

工具商社勤務なのに工具ってなに?からはじまった新人あきよしの日々
気になった工具や今日の運転中のおとも、感じたことなど発信していきます!

こんにちは!

秋よしやすです。

 

最近のスマートフォンは充電するのに

充電ケーブルをつながずにワイヤレス充電できる機種も増えてきましたね。

 

 

 

私の携帯はまだワイヤレスには対応していないのですが、

スマホスタンドにワイヤレス充電機能が付いていると

動画を見ながら充電ができたり、と色々便利なようです。

 

 

 

あれは、どうしてケーブルもないのに充電ができるのかというと

電磁誘導という、電気と磁力が関係する現象が起こるためです。

 

 

コイルに電流を流すと電磁石になる、というのは工業でよく使われている現象です。

電気を流したコイルを包むように磁力ができます。

 

モーターを回す時も電磁石のS極とN極を交互に入れ替えることで、

軸を回転させています。

そんな感じで工業的にもめちゃくちゃ使われている電磁石。

電気が流れると磁界ができるのですが、

逆に磁界ができるとコイルから電気が流れる相互作用があります。

 

 

ではコイルを2個並べて片方に電気を流した場合どうなるでしょうか。

 

電気を流した方のコイルは電磁石になって、磁界を作ります。

そうするともう一つのコイルの方はその磁界を受けて、電気を流す。

これがワイヤレス給電の仕組みなんですね。

 

 

スマホのワイヤレス給電は

機器側に送電コイルが入っていて、スマホの方にも受電側のコイルが入っています。

 

機器側の送電コイルの磁界を受けて、スマホ側に入ったコイルが自力で発電しているということです。

 

ケーブルを直接つなぐより充電速度は遅いですが、

自力で発電していると考えるとちょっと面白いのではないでしょうか。