先日、弊社置場(通称竹の子)で小田原消防署の土砂災害対応訓練が行われました。

今回の訓練は小田原高度救助隊、南町特別救助隊が近年、多発傾向にある土砂災害に対し

万全を期すため、土砂災害対応機材の取り扱いや土砂の掘削をできる環境で訓練を行い、

救助技術の向上を図ることを目的として実施されました。

    

 

訓練の内容は

土砂崩れ等により発生した生き埋めとなった要救助者の救出

5m×5mくらいの穴を掘り訓練人形を土に埋め訓練開始    

 

 

    

 

 

 単管とコンパネで応急土留め   

               

  

 

 救助者の周りの土砂を手で取除く

 

        

 

 

 

 

 

 

                                

                                    無事に救助されました

              

 

この後、消防署の方から救助方法の説明がありました

 

単管とコンパネで応急土留めで4面囲い

どこを掘っても砂が漏れないように

土圧を弱める役割で囲いをつくります。

赤いロープは沈み込み防止のためのロープだそうです。

水を含んだ泥状の土砂では腰のあたりまで

沈み込んでしまうことがあるそうです。

使用できる資機材が少ない中で大きなスコップを

使用してしまうと要救助者、周りの隊員を傷つけてしまうことがあるため

基本、手掘りで土砂を搬出する「内堀」という手法だそうです。

 

私たち小田原市民を土砂災害から守るため

救助服、ヘルメット、ゴーグルという重装備の上

摂氏30度近い炎天下という過酷な状況の中で

救助訓練をしていた隊員の方々は本当にすごいと思いました。

 

連日、暑い日が続き熱中症警戒アラートが出ている地域もあります。

皆さんも水分補給と休憩をとり熱中症予防をしてください。

 

 

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