神奈川県厚木市にある神奈川県総合防災センターhttps://www.pref.kanagawa.jp/index.htmlへ行ってきました。
駐車場奥の野外訓練場には電車の車両も置いてありました。
正面入口を入り、受付カウンターがあります。こちらで受付を済ませ
体験の申し込みをします。
入口近くには消防服を着て記念写真を撮ることもできます。
1階には消防用具発達の歴史コーナーもあり昔の消防自動車なども展示してあります。
体験のガイドツアーが始まりました。
まず映像でガイダンスを見た後いよいよ体験プログラムの時間にります
まずは地震体験 4種類の地震体験が用意されているようです。
今回は
4 オリジナルプログラム※(学校教室編)
※発生した場合に神奈川県西部に大きな被害を与えると想定される架空の地震の揺れを体験しました。
(3歳以下は体験プログラムに参加することができないので私は2歳の孫と見学です。)
姿勢を低く 頭を守り 動かない
手すりに摑まり姿勢を低くしても体が振られ手すりに頭がぶつかりそうでした。
次に風水害体験 最大風速30m/sの体験ができます。
(最大雨量50mm/hの暴風雨体験は新型コロナウイルス感染症予防対策で中止でした。)
コンタクトをしている人はゴーグルを付けます。
ガラスに反射して中の様子はあまりうまく撮れません
次は消火体験 映し出される火災の映像に向かって水消火器を使った初期消火の体験をすることができます。
続きまして煙避難体験コーナー
煙避難体験コーナーでは、煙が充満した迷路の中を正しい姿勢で避難します。
迷路の通路上には、通過地点と姿勢をチェックするセンターが点いており、体験後に自分の姿勢が適正な避難姿勢だったかをチェックすることができます。外のモニターに迷路の中の様子が映し出されます。
私たちの他に小学生の男の子と女の子の二人組がいたのですが
部屋に入って、ものの5秒で出てきました
うちの娘たちは、なかなか出てきませんやっと出てきて話を聞いたら
煙で誘導灯が見えにくく迷ってしまったと言ってました。
実際の火災だったら、煙が苦しく、目に沁み、気持ちが焦り・・・誘導灯を目指して
冷静に避難することが難しいと思うのでの日頃から出先で誘導灯の確認くらいはしておきたいと思います
最後に防災シアターで防災に関する映像を見て、知識を学ぶことができます。
この後は通報体験や避難所体験、AED使用方法・心肺蘇生法体験など自由に体験ができます。
2階の一角で東日本大震災のパネル展が行われていました。
2階の天井から下げられた垂れ幕には「東日本大震災で記録された津波高(m)」が描かれています。
福島県相馬市で9.3メートル すごい高さですよね。
ガイドの方の話で特に印象に残ったのが「自助」「共助」
「人の生存率が急激に下がるのは3日と言われています。その3日までの間に、国や自治体の支援が届かない場合がほとんどです。まずは自分の身をしっかり守る「自助」、次に周りの人を助け合う「共助」です。」
「災害対策には、自分自身や 家族で備える「自助(一人一 人の役割)」、地域で助け合う 「共助(地域の役割)」、行政 が行う「公助(行政の役割)」 の3つがあります。 災害に備えて自分でできる ことを考え、対策しておく ことを「自助」といい、災 害対策の基本となります。 まずは、自分や家族の命を 守ることが大切です。」とのことでした。
2011年3月11日14時46分頃に発生した東日本大震災からまもなく13年です。
三陸沖の宮城県牡鹿半島の東南東130km付近で、深さ約24kmを震源とする地震でマグニチュード(M)は、9.0最大震度7が観測されました。
神奈川県西部でも震度5強を観測しました。立っていられないくらいの揺れが数分続いたような記憶があります。
災害は、いつ、どこで起こるかわかりません。
今回の体験プログラムで災害時に自分がどのように判断して、どのような行動をとるのか学ことができました。
体験を通じて、いざという時に少しでも慌てないように備えましょう。
皆さんも機会がありましたら、ぜひ足を運んで体験してみてください。