令和6年度 水防演習
~洪水から守ろうみんなの地域~
令和6年5月26日 神奈川県・小田原市・箱根町・真鶴町・湯河原町の共催により「令和6年度水防演習」が
小田原市寿町五丁目地先 酒匂川スポーツ広場(小田原大橋上流)で実施されました。
主催:神奈川県(県西土木事務所小田原土木センター)、小田原市、箱根町、真鶴町、湯河原町
主な参加機関:国土交通省、気象庁、総務省、陸上自衛隊、神奈川県警察本部、小田原警察署、神奈川県内広域水道企業団、東京電力パワーグリッド(株)小田原支社、東日本電信電話(株)神奈川事業部、(株)ドコモCS神奈川支店、(一社)湘南建設業協会、小田原市土木建設協同組合、西さがみ建設協同組合、神奈川エフエムネットワーク
演習プログラムの中で水防工法演習がありました。
・準備工法(土のう拵え工、杭拵え工、大型土のう拵え工)
・洗堀防止工法(着流し工)
・漏水防止工法(釜段工)
・崩壊防止工法(杭打ち積み土のう工)
・決壊防止工法(根固めブロック工)
・越水防止工法(積み土のう工、鋼板積み土のう工、水マット工、大型土のう積み工)
弊社の所属しております(一社)湘南建設業協会、小田原市土木建設協同組合は「根固めブロック工」の演習を行いました。
根固めブロック工とは
堤防の決壊を防ぐため、根固めブロックを護岸や河床に迅速に設置します。
水防工法演習の後は「救出救助訓練(被災者の救出救助)」などの
訓練が行われました。
がけ崩れ箇所における埋没車両から要救助者を救助する訓練
河川の増水に伴い中州に取り残された要救助者を救助する訓練
神奈川県掲載航空部隊(ヘリコプター)による
救命ボートによる救出活動 ホイスト救助
小田原市消防本部のエアテント ライフライン復旧訓練
展示・体験コーナーでは
・降雨体験車の展示、体験乗車
・陸上自衛隊 自走架柱橋 ・神奈川県警本部 高機能救助車
小田原消防の支援車 こちらの車両は能登半島地震被災地支援に出動したそうです。
2段ベッド
キッチン シャワー トイレ
展示・体験コーナーでは普段乗ることのできない車両に乗ってみることができ楽しい体験ができました。
炊き出し訓練では自衛隊炊き出しの(カレーライス)を美味しくいただきました
災害はいつ起こるか分かりません。この様な演習により、いざという時の対応が迅速、的確に行われるのだということを、確認することができたました。