自分罰ゲーム連投第12弾

 

やればできますね、私

第12弾ってシンプルに凄いニヤリ

 

社屋のあった土地はすっかり平らになって

今はフェンスで囲まれて

新しい社屋の建設を待っている状態ですウインク

 

 

さてさて今回は番外編

母方の親戚たちの数ある不思議な逸話のうちの一つをご用意しました

それではどうぞ。。。

 

うちの母の家系は感受性が強いというか

いわゆる『見える家系』なのだそう

浜中(酒田市の海沿いの町というよりは村)辺りでは有名だったらしく

前回のお話で出てきた従姉妹のお姉さんは

「どこどこの誰々、今朝方会いに来た。亡くなったね、きっと」

とか朝起きがけに言ったりする人で

家族も慣れっこで驚きもせず「どうりで玄関の引き戸が開いてたよ」

(尤もはなから鍵もかけたりしないんだけど)

なんて会話になってしまう

それでその通りその人その日の朝方に亡くなってたと

黒電話(田舎によくある村の連絡網みたいな連絡が来る電話)で連絡が回ってくる

なんて話は日常茶飯事なんだとか

 

母もそれなりにそういう経験がある人ですが

特にそれが強かったのは伯母でした

伯母夫婦は前回のお話で出てきたように

秋山組創立時から父と母を手伝って働いていて

伯父は現場に出て、伯母は事務所で主に労務関係の事務をしていました

彼らは旧社屋の一階の事務所の奥に居を構えていたんですが、、、

 

伯母曰く、ある日から毎晩同じ人が枕元に立って話しかけてくる

明け方来るもんだからよく眠れなくって、と母にこぼしました

「誰が来るの?」と母が尋ねても、

何度も何度も「豊子(伯母の名前)、社会保険頼むな、頼むなっ」と頭を下げてくる

すごくよく知っている人なはずなのに、誰だかわからない

と首を傾げ続け、思い出せなくて気持ちが悪いと言っていました

それから一週間ほどたった頃

当時社屋の裏にあった飯場(今の駐車場の辺り)のトイレで

労働者の一人の人が脳溢血で倒れ、そのまま帰らぬ人となりました

その連絡を受けた瞬間、伯母が「あっ」と小さく叫んで

「そうよ、そうよ。なんでこんな近くにいたのに思い当たらなかったのかしら」

と何度も繰り返しうなずきました

 

山形から働きに来ていたその人は、離婚していて配偶者はなく

ただ幼い娘さんを引き取っていて

その子を自分の母親に預けてこちらに来ていました

彼の「社会保険(の手続き)頼むなっ」は

亡くなった後、父親を失って困る我が子を案じて

労務担当の伯母の許に何度も出てきたのではないか

との伯母は話していました

 

その後伯母は手早く処理を済ませ

幼い彼女(多分その時は亡くなった彼の母親に、ですかね)には

いくらかのまとまったお金が社会保険(厚生年金と基金年金)から支払われたようです

 

母、伯母、伯母の次女はこの手の話をたくさん持ってるんですが

それにしても「社会保険、頼むなっ」てびっくりびっくりびっくり

結構リアルなこと頼むのね、って思っちゃいましたが笑い泣き笑い泣き笑い泣き

そこのところは、、、、

信じるも信じないもあなた次第

ってことでニヤリニヤリニヤリ