生後1週間(記録その2) | 【電子書籍×インスタグラム】子育てしながら働く女性のための研究所入澤あきこ

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入澤あきこのブログ。子育てしながら働く女性のための研究所の所長をしています。電子書籍×SNSで女性の働き方を変え、子育てに優しい社会を目指します。

前のブログの続きです。

8月11日 術後2日目 生後2日目

不自由さは臨月以上だが、ようやく立ったり座ったり、
ゆっくりゆっくり動けるようになった。

この日は初めてづくし。
初めての授乳(前日に軽い体験だけしていたけどこの日から本格的になる)、
初めてのおむつ替え、そして、
初めての抱っこ。
ようやく抱っこできたーー!!

手術当日や翌日は、赤ちゃんを横に寝かせてもらうことしかできなくて、
横顔しか見れなかったけど、
この日、ちゃんと正面からわが子を見ることができた。

こんなにかわいいんだ、自分の子って。

小さくて、かわいくて、愛しくて、
子供が苦手だった私だけど、
すっかりわが子に恋をしてしまいました。

産後うつならぬ、産後ハイ状態。

産後ハイでかなりハイテンションに過ごした1日。
1日の終わりには、面会を終えて帰った夫に電話。
「私、恋しちゃった!娘がかわいい~~~~」
夫、ドン引き。

ハイテンションになりすぎたのか、具合が悪くなって眠る。
やっぱり患者だったのね、と反省。

8月12日 術後3日目 生後3日目

この日から、おかゆを卒業して、普通食に。
結構なボリュームの食事が毎食出る。
自分じゃ、そんなに準備できないからありがたや~
大食漢の私、ペロリと平らげる。

前日から娘の体重が、誕生時より11パーセント以上減っている。
まだ母乳が軌道に乗っていない。
とのことから母乳にミルクを足す方針となる。

8月13日 術後4日目 生後4日目

「お母さんの経過が順調ですね」とのことで、
予定より早く術後管理室から一般個室に移動。

いかにも病室・・・の術後管理室だったが、
一般個室は和室を希望したため、一気に旅館のような部屋にグレードアップ。
一般個室になると、家族の宿泊が認められる。

そして、娘との母子同室がスタート。
夫は夏休みがスタート。

立会出産はかなわなかったけど、
娘の誕生日がお盆前になったことで
夫の夏休みは娘に捧げることに。
この日から夫が一緒に泊まってくれることになったのだ。

それは、家族3人のスタートにとって記念すべき日。

2人で娘のおむつを替えたり、あやしたり、ミルクを作ったり。
里帰り出産だったらできなかったかもしれない。
(結果夏休みだから、できたかもしれないけど)

しかし、娘はなかなか体重が増えない。
嘔吐が続き、母乳→ミルクとあげてるうちに寝てしまい少量しか飲めない。

2人で娘を囲んで心配する。

この日、出生届を提出。

8月14日 術後5日目 生後5日目

初めて娘と一夜をともにして、夜泣きを初体験。
そんなひどいものじゃないんだけど、2人でとまどう。
結局うんちが出たらおさまった。
(ずっとふんばってたってこと?)

この日は、朝から病院で栄養士さんによる調乳&栄養指導。
夜泣きのせいで、眠かったけど頑張って聞きました。

母乳とミルクをあげていると、授乳時間がかなり長い・・・
長さにつかれて、ゲップを怠ると、嘔吐になるので、
いつでるともわからないゲップを待ち続けながらだっこ。

しかし、ときにすべてのミルクを吐く娘。
それでもケロッと眠ってる。
大物じゃ・・・
だけど、それじゃ体重は増えないのだよ。

8月15日 術後6日目 生後6日目

退院診察を受け、抜鉤(抜糸)をしてもらう。
私の術後の経過は順調。
娘は体重減少が問題で、これ以上減ると小児科を紹介するとまで言われる。

さて、この日は長崎のビックイベント精霊流し。
初盆の人たちが故人をしのんで船をつくり、
爆竹を鳴らしながらそれを持って町を練り歩く。

長崎では、お盆にお墓で花火をしたり宴会をするのだ。
初めての夏に見たときには驚いた。
興味のある方は、ぜひお盆に長崎へ!面白いよ。

病院にも爆竹の音が鳴り響き、ああ、私も外に出たい。
祭り女のため、うずうずする。

娘はすやすや眠る。
後で知ったが、この日は爆竹の音で眠れない赤ちゃんが結構いたらしい。
やはり、うちの娘は大物?(親バカ)

ちなみに、この日ショックだった出来事と言えば、
自分の体重。

出産前は、8~9キロ増で優秀だった私。
退院診察で体重を測ると、、、、
なんとマイナス1~2キロ。
ガーン・・・
赤ちゃん3キロ、羊水、胎盤、血が出たはずなのに・・・

入院中のボリューミーな食事と動かない生活で太ったのね・・・
そういえば、写真にうつる顔が丸くなっていた・・・

<つづく>