大輔くんは右の腿を2回叩いた。ー8Kでソナチネを見て思うー | カプチーノ・プリィーズ

大輔くんは右の腿を2回叩いた。ー8Kでソナチネを見て思うー

 

 

 

日本橋高島屋でやっている、NHK杯フィギュア銀盤の軌跡展で

 

繰り返し流している8Kの演技映像。

 

その中に、大輔くんの「ヴァイオリンのためのソナチネ」がありました。

 

私は、あのとき・・・・男子SPのあの日

 

NHK杯の会場、代々木のショートサイドの前から3列目に座っていました。

 

大輔くんの顔も、滑走していくときに感じる風も、張り詰めた緊張感も

 

近くで感じる席にいました。

 

 

 

 

今回初めて見た、8Kのソナチネは

 

全て「引き」で撮影。終始大輔くんの全身が映っている状態でした。

 

アップの顔もいいけど、こうして、ずっと全身が映る撮り方も

 

私はいいなあと思いました。

 

何ていうのか、大輔くんのスケートの良さがさらに伝わってきます。

 

それと、カメラアングルも今まで観たことない方向だったので新鮮でした。

 

 

 

今まで見てきた、NHK杯のソナチネとはかなり違いますので

 

今からでも、行かれる環境の方は、日本橋へ行ってほしいと思います。

 

 

 

大輔くんの全身が映ったことで、

 

あのときの記憶が蘇ってきた。

 

 

 

 

演技が終わったと同時に観客が立ち上がる。

 

両手を広げたままガッツポーズする大輔くん。

 

拍手と投げ込まれる花と、歓喜のリンクの中で

 

大輔くんは、右の腿をポンポンと2回軽く叩いていました。

 

 

 

TVでは、このときです。右手で叩いているのがわかる。

 

 

 

 

ソチシーズンのこの年

 

このあと、大輔くんは壮絶な闘いが待っています。

 

こうして、脚をたたきながら

 

リンクで踏ん張って闘ってきたのだと思います。

 

勝つために。自分のスケートをやるために。

 

このときの集中力、何も寄せ付けないほどのピリっとしたオーラ。

 

6分間練習のときから、大輔くんの顔は怖いほどの集中をみせていた。

 

大輔くんの怖いほどの表情が、観客の声援を吸収して

 

さらに締まっていくのがわかった。

 

パーフェクト!圧巻な演技をして

 

観客を引き込んで、総立ちにさせたあとも

 

ニコリともせずに、怖い顔のまま、小さくガッツポーズ。

 

これが、

 

アスリートとしての高橋大輔なのだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

「ヴァイオリンのためのソナチネ」

 

 

作曲者のゴタゴタがあり、しかもソチ五輪直前にこんなことになり

 

大輔くんは、報道陣の前で笑い飛ばしたものの

 

あのとき、実際どういう思いだったのか???を

 

以前、「ウチくる」で語っています。

 

 

「それどころじゃなかった」って当然だよね。本人五輪控えているし。

 

 

 

ほんとそうだよね。


 

 

 

 

結局、

 

「高橋大輔SP曲の作曲者名削除」

https://www.nikkansports.com/sochi2014/figureskate/news/p-sochi-tp0-20140208-1254743.html

 

 

ってことになり、作曲者不明の状態に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この曲は「高橋大輔の曲」でいいと

 

私は思っています。

 

あのときも思ったけど

 

今もそう思っています。

 

 

 

 

 

 

こうして、日本橋高島屋で、「ソナチネ」の演技が繰り返し放映されて

 

多くの方に見ていただける。

 

拍手している方もいて、

 

私はこの状況がとても嬉しかった。

 

 

 

この「ヴァイオリンのためのソナチネ」という曲は

 

作曲者のゴタゴタがあったけど

 

大輔くんの手によって、素晴らしいものになりました。

 

そして、こうして世に出ることになった。

 

陽の目を見ることができた。

 

 

大輔くんがいなかったら、こうなることはなかったと思う。そのままお蔵入りしたと思う。

 

 

 

この曲は、大輔くんの作品だといいたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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