森望選手のシングル競技の「花道」 | カプチーノ・プリィーズ

森望選手のシングル競技の「花道」

 

 
 
 
これだけのいい試合も、いい演技も、TVでやるわけでもなく
 
動画があるわけでもないので、映像が公式に表に出ることはありません。
 
彼のシングル選手としての最後の演技は、その日、その場所にいた人たちのみの、

 

脳と心のなかに記憶されていきます。
 
望くんだけでなく、他の選手も同じです。
 
 


そして、メディアでもなく、ライターでもなく、
 
ファンである私達がSNSで、選手の良さを伝えていっている。
 
もっともっと、こういう選手達の姿を
 
メディア・・・・・特にスケート雑誌でも取り上げていってほしいのが本音ですが
 
なかなか難しいのが現状でもあるのだと思います。
 
メディアが、スケート選手をどう捉えているかも問題だし。

 

とくにTVは演技そのものよりも

 

「ドラマ性」というものを、選手に求めがちな部分がある。

 

怪我や病気から立ち直ってきたとか、海外で苦労してきたとか・・・

 

家族がどうのとか・・・
 
彼らはタレントではなくスポーツ選手なので

 

純粋に演技をもっと取り上げてほしいなあとは思うのですが・・・・

 

 


 
 
 
 
ってことで、森選手の、シングル選手としての最後の競技が終わりました。
 
 
6分間練習では、ジャンプの軌道を確認する姿が何度もみられて
 
その姿に、すでにウルウルきました。
 
正直・・・・ダンスのために無理しないでほしかったし、
 
ジャンプもどうするのかな・・・って思ったりもしましたが・・・・
 
私のそんな思いは余計なお世話的なもので、
 
何度も軌道を確認する姿は、まさに、攻める姿勢そのものでした。
 
 
 
点数的には、上にいけるものではないのですが
 
そういう中でも、彼は彼なりに、攻めた試合をされていたのだと思いました。
 
 
 
 
望くんの演技の時間になると、
 
明大の仲間たちが、リンクサイドに集まりました。
 
ひとりひとりとハイタッチして
 
望くんはリンクへと出て行きました。
 
 
 
 
 
明大の仲間たちを見るだけでも、涙腺が崩壊しそうでしたが・・・
 
冒頭の3S成功して、さらに涙腺崩壊しそうになった。
 
ちゃんと見届けようと、涙はあとで流していいから
 
今は、このスケーターの最後の演技をちゃんと見届けようと
 
目に焼き付けようと
 
そのことに集中しました。
 


ジャンプのたびに

明大の仲間たちから

声があがりました。



ずっとずっと声援は止みませんでした。



 
 
最後の演技「ブエノスアイレスの冬」
 
ステップは、彼の実力としては
 
疲れもあったようにも見えましたが
 
最後まで、音楽と向き合って、かっこよく、色っぽく
 
望くんの世界を魅せてくれました。
 
 
 
 
私は、彼のステップが好きで、ここまで応援してきたので
 
最後までこうして、望くんのステップを見ることができて
 
望くんのタンゴを最後まで見ることができて幸せでした。
 
 

 
 
 
明大の仲間達と、望くんのファンの方達、関係者、
 
会場のスケートファンの皆さんと一緒に
 
シングル選手としての彼に拍手をおくることができて
 
アイスダンス1本に転向される彼に、

 

花道をつくることができた。
 
 
「花道」って、どんな選手でも、作れるものではありません。
 
大輔くんだって、花道はなかったのです。
 
 
 
 
選手として、花道のなか
 
新しい道に行かれる望くんは、
 
選手としても大変幸せだと思います。
 
そんな選手を応援できて、私も幸せでした。
 
 
 
 
 

試合のあと、詩温くんと話したとき

望くんの演技に、明大の皆がリンクサイドに集まったのは、

誰かが号令をかけたわけではなく

自然に集まったそうです。

凌くんがリンクサイドに来てて、

他のメンバーもリンクサイドに来て、

自然とあのようになったと。

そう話してくれました。






いかに明大の絆が強いかがわかります。

その先には、主将である、望くんに、

インカレでの優勝カップを

持たせたいという思いがあるようです。







選手に花を渡すことはあまりないのですが

 

今回は、シングル演技最後ってことで

 

望くんにお花を持って行きました。

 

 

最初で最後だと思って、握手もさせていただきました。

 

 

 

 

 

 

色いろと話をさせていただきましたが

 

ダンス競技に対して、アスリートとしての情熱が熱く

 

かといって、冷静に、地に足をしっかりとつけていて

 

自分がやるべきこともちゃんと分かっている。

 

私も含めて、周りがどうしても裕香ちゃんと望くんには

 

期待をしてしまうし、気持ちばかりが先走ってしまっているところが

 

ありますが、望くん本人は、冷静に、しっかりと

 

自分を見ている方だなあという印象を持ちました。


 何が足りなくて、何が必要なのかも、しっかりと分かっているようで

 

話していても、頼もしい気持ちで聞いていました。

 

 

 

 

 

 

友人たちとご飯を食べて、外に出たら

 

帰る望くんに会いました。

 

次の日にはカナダに戻るため、早めに帰るのだと思いました。

 

ファンからの花束やプレゼントを抱えきれないほど抱えて

 

川越先生と一緒でした。

 

 

先生も嬉しそうでした。

 

たくさんの抱えきれないほどの愛情を抱えて

 

望くんは今すでに、カナダに戻っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほんとうに、これからだと思います。

 

怪我だけには気をつけて

 

ひとつひとつ、階段を上っていってほしいです。

 

そして、思う存分やりきってほしい。


 
 

 

 

 


 
森望選手、シングル競技最後のスコアです。
 
長い間、おつかれさまでした。
 
シングル選手としては、望くんが大学一年のときから
 
丸まる4年、応援させていただきました。

 

 

 

 

心から正直な気持ちとして、

 

このような選手に出会えて本当に良かったと思っています。
 
ダンス選手としてのこれからの望くんを応援していきます。

 
 

 
 

http://www.jsfresults.com/non_responsive_toppage.htm?figure_top.htm%2CNational/2017-2018/fs_j/block3/index.htm
 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

ここから先は、アイスダンス選手としての森選手を伝えていくことになります。

 

 

 


次は、東日本大会です。そして全日本です。
 
正直・・・・たまアリだったら18000人だったのに・・・と思ってしまうけど。

 
調布の6000人も十分すごいけど、やっぱりキャパが小さいよ。
 
何がなんでもチケット取らないと。
 
あと、インカレでは、主将として、
 
会場に来られるそうなので
 
明大の健闘を祈っています。
 
 

 
 インカレも、また壮絶な闘いになりそう。

 

福岡大の星くんも4年生だし、当然優勝ねらっていると思います。

 

関大も、同志社も強い。法政も選手そろっているし・・・・

 

私も、インカレは絶対に行こうと決めています。宿もおさえていますニヤリニヤリ

 

冬の軽井沢は、ものすごく寒いけど。。


 
 
 
 
 
 

 
 

 

 

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