NHKラジオ講座の「実践ビジネス英語」2011年8月号から英作文で役に立つ表現を集めてみました。


☆「~は過渡期にある/~は過渡期を経験している」ということを表現するのに~is going through a period of transitionがぴったり。


たとえば、「日本の教育制度は今過渡期を迎えている」だったら、


The Japanese educational system is going through a period of transition.でどうでしょう?


☆「~かどうか自問している」---> is asking oneself whether 主語+動詞


たとえば、「わたしは大学にいくべきかどうか自問している」なら


I'm asking myself whether I should go on to college(or not).


ってのはどうでしょう。


☆「先が見えない状態で、終わりが見えない状態で、いつまで続くか分からない状態で」---->with no end in sight


これは英文法的に言えば「付帯状況」なんでしょうね。with+名詞+前置詞句の形を取るパターンの付帯状況かな。


たとえば、「先の見えない状況で、このまま今の会社に残るべきかジレンマに陥っている」なら


I'm in a quandary if I should stay at the company or get another position at a different company with no end in sight of when the recession ends.


みたいな英文はどうでしょう。ちょっと説明調子になり英文として正しいのか確信できません。


☆「活気がでる」---->become more lively


たとえば、「福島がもっと活気あふれる街になるといいなあ」なら


I hope Fukushima will become more lively.


でどうでしょう?


状態動詞のhopeは通例進行形不可ですが、望んでいる感じをもっとリアルに出したいときはI'm hopingとするそうです。


規則には必ず例外がある、例外のない規則はないってことですよね。


最後に、上記テキスト11月号のどこかのページに書いてあった英語、というか著名なだれかの巧い文句。


"Middle age is when you've met so many people that every new person you meet reminds you of someone else."


なるほど、英語圏にはユーモアやスパイスなどの利いたうまいこと言う人がいるもんだなあと思いました。


結局意味は、直訳すると「中年は、あまりに多くの人々と会ってきたために新しく会うどの人も誰か他の人を思い出させる年齢です」かな。つまり、中年になる頃には人生、あまりにいろんな人間と出会ってきてるから、新しく会う人も、今まで会った誰かとどこかしら似ていて、もう刺激的で新鮮な人生の夢見る頃は過ぎちゃった、そんな哀切・哀愁を感じさせ、そろそろ人生の黄昏へと安定したランディングを目指していく年齢?そんな感じで中年という年齢コーホートをやや自嘲的かつほんのりユーモラスに定義してるのかなあ。


上記、内容に間違いや勘違いがあればご指摘頂けると勉強になります!