~第三章~ 引きずってますよ?
皆さま こんばんは
あきあきです
なんだか すっかり長く
なってしまいましたが
またまた続きです
車椅子通せんぼ事件から数日、
相変わらずの無視は続き…
反面、
お向かいのベットの方とは
すっかり仲良しに…
仲良く雑談する仲になったのは
4番ベットの方
ちなみに
仲良しになった方も
シカトされているコトが判明
挨拶しても全然返して
くれないとか…
私や “シカトちゃん” が
入院して来る前は、
明る方ばかりが
揃っていたそうで、
『このお部屋はいつ来ても
明るくて賑やかで
いい雰囲気よねぇ~
』って
看護師さん達に言われてたのよ
なのに今は
シカトちゃんのせいで
お部屋でお喋り
しにくくなっちゃってねぇ…
だって
私も大部屋って
楽しいモノだと思ってた…
たまに変な方っているけど、
今回みたいな
重苦しい雰囲気を作り出す人は
初めてっ
ホントに
感じ悪いったらないっ
でね、
通せんぼ事件から数日後、
また事件が起こりまして…
いつもの通り、
朝は “おはようございます”
と挨拶をして、
昼と夜は
“失礼しまぁーす” と
言って洗面台の前へ
入って行くんですが、
この日の昼食後、
“失礼しまぁーす” と
入って行ったら、
シカトちゃん、
いつもはベットサイドに
腰掛けてるんですが、
この日は
車椅子に座ってスマホを
眺めてたんですよ
相変わらず
スマホの画面から
視線はズレてる感じで…
で、
彼女の後ろを通る時に
気付いちゃったんですよね
車椅子の背もたれに
掛けてる上着が
でろぉーん…って
垂れ下がって
思いっきり引きずってるコトに…
どうしよう…
教えてあげた方がいいよね
いや、
またシカトされるかもだし
放っておく
歯磨き中 悩んだ挙げ句、
やっぱり気になって
声掛けするコトに…
『あのぉー、スイマセン…』
『………』
やっぱりシカトかぁ…
『スイマセン
』
『………』
『スイマセンっ
』
『………』
すると仲良しになった
4番ベットの方が
『あきあきさん、どうしたの
困ってるなら
看護師さん呼ぼうか
』
『あっ、ううん
大丈夫
』
どうしようかなぁ…
これ以上 声掛けても無駄かな
でも今更ねぇ… と思い
車椅子から立ち上がり
シカトちゃんの顔を覗き込んで
『あのぉー…』
そした両手を大きく上げて
万歳状態で仰け反った

しかも “無言” でっ
イヤ、こっちがビックリして
思わず 『わっ
』って
声出ちゃったわよ


しかもしかも
次の瞬間、
またいつもの “シカトポーズ”
どうゆうコト
『あのぉー』
『………』
もういいや、
勝手に用件だけ言おう…
『あの、背もたれに掛けてる上着
垂れ下がって
引きずっちゃってますよ』
『………』
聞こえてるハズなのに
相変わらず微動だにせずシカト
聞こえただろうし
あとはもう知~らない
と思い、
自分のベットへ…
そしたら向かいのベットの
仲良しさんが、
『あきあきさん、どうしたの
』
『あっ、うん、なんでもない
大きい声出しちゃって
ごめんなさい
』
と、言った途端、
シカトちゃんが
『はぁー!!』と、
わざとらしく
大きなタメ息
を
ついたと思ったら、
物凄く乱暴に “シャッ” と
カーテンを閉め、
部屋を出て行っちゃった
ちなみに上着は
シッカリと直してました…
もう、なんなの
ホントに気分悪いっ
長ぁーく長ぁーく
なりましたが、
第四章に続く…
