これで良いと思っているわけじゃないし
これが良いと思う理想があるわけでもない
答えはいつも手に届きそうで
手を伸ばしても掴めた試しもない
いつからなんだろうか誰にも素直になれぬまま
大切に思うことほど霧深く見えなくなってく
なにもないこの世界で誰と一緒に歩いていこう
限りある時の中で憧れを追いかけている
自分にだけは嘘はつけない
全てから今背中を向けて
愛されたいと願う
自分が撒いた種だろ？
そうなのかな・・・
どこで間違えたんだろう
遠い記憶の彼方
お前は俺が羨ましいんだろう？
自分に無いものを全て持っている様に思うかい？
ただのまやかしかもしれない
俺にはお前が羨ましいよ
俺に無いものを全て持っているだろ？
金なんか幾らでも努力で作れるさ
地位も名誉もなにもかもそうさ
でも努力じゃ掴めないものだってある
えっ？そっちに努力したら良いって？
結局無いものねだりなんだろうな
人間なんてもんは
俺もアイツもさびしんぼ
さびしんぼ達が今日も傷を舐め合う
なーんかずっとそんなことしてるな
もうかれこれどのくらいの年月が経つのか
いっそ
明日の朝家のドアを開けたら
外の世界がゾンビだらけでさ
そしたらどうする？
ん〜おれはまず駐屯地に向かうな
武器、弾薬、戦車
これらを確保して
ショッピングモールを占拠する
衣食住は揃えておかなきゃな
アイツはまず味方にしなきゃ
綺麗な女は幾らでも建物にかくまってやる
ははっ
だから
そういうやり方をするからお前は
「また、誰からも愛してもらえなくなるんだよ」
なんつーか
さひしんぼなんだわ
結局
お前らもそうだろ
素直になろう
素直になったところで何にも状況は変わらない
きっと
けどさ素直になることで
なんかホッとする
そんな感じもあるかもしれない
損するだけでも良いじゃない
誰に笑われたって
ホッとするかも
ホッとするだけで良いじゃない
それで良いじゃない
なっ
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