病院についてほどなく、陣痛室に案内される。
2度目なので勝手知ったる・・・という感じで
あまり緊張はない。
まず、入院着に着換えて、使い捨てのような
産褥ショーツをつけ、お産パッドを当てておく
ように言われる。
言われるままに着換え終わってナースコール。
その間にバースプランやカルテに目を通して
くれていたようで、優しい助産師さんに「無痛
希望ですよね、処置を先にしておきましょうか」
と言われたのだが、私の方は「まだ痛みも
強くないしなぁ・・・このまま遠のいたら、
カテーテル入れると帰れなくなるしどうしよう」
とちょっと迷う。
内診してもらうと、まだ子宮口1cm。なんだ、
健診から全然変わってないじゃん、やっぱこれ、
ただの前駆なのかなぁ・・・・無痛処置はもう少し
後の方がいいのかな。
と思っていたのだけど。
そんな話をしながら、血圧を測った段階で
助産師さんの顔色がやや曇る。
「血圧高いですね・・・」と言われたが、
非妊娠時は100~110だし、妊娠中も
せいぜい120前後だったので「今着換えたり
して動いてたからじゃないのかなー、何を
言ってるんだろうー」と大して気にも留めずに
いる私。
しかし、助産師さんは重ねて何度も「今、
頭痛くないですか?」「目の前がチカチカ
したりしませんか?」と心配そうに聞いてくる。
むー???頭なんか痛くないし、チカチカも
してないのになんで?と思いつつ「はい、
大丈夫です」と答えたのですが、助産師さんは
慌てて先生を呼びに行ってしまう。
なんじゃー?と思っていると、入れ替わりに
看護師さんがきて、血管確保の点滴と、採血。
うーん、なんだろうと思っていると、助産師さんが
戻ってきて「血圧が高いので無痛の処置を先に
しましょう、無痛の方が血圧のコントロールが
しやすいので」と言われる。
で、先生を待つ間に、背中にカテーテルを入れる
際の姿勢について、注意と説明を受ける。
海老のように背中を丸め、しかし背骨は
真っ直ぐに。臨月のお腹では相当苦しい
体勢なんだけど、そのままの姿勢をキープ
するよう言われる。
が、この体勢のまま再度血圧を測るのは
どーなのコレw
このまま測ったらそりゃ高いだろ・・・・と
思ったのだけど、やっぱり案の定高いらしく、
入ってきた先生に血圧の報告をしたところ、
先生の顔まで曇り始めた(;´Д`)
AM1:30
先生が、「あきたんさん、ちょっと血圧が
高いねぇ?健診の時は大丈夫だったのに、
今頭痛くない?」と言うので「はい、大丈夫です」
と答えつつ、内心「なんでそんなに血圧血圧
言うんだろう」とのんきに構えている私。
すると先生が「うーん、妊娠高血圧症に
なりかけてると思うんだよねぇ・・・・なので、
無痛の方が血圧下げる効果もあるし、
無痛にして、促進剤使って産みましょう」
と言われたので、思わず私、( ゚д゚)ポカーン
状態。
ええ、そんな、妊娠高血圧症って大げさな、
そりゃ動いた直後とか、海老みたいな体勢で
測ったら血圧って上がるでしょ???
と思っていたんだけど、数値を聞いたら
上が150-160もあるんだそうで。
・・・そりゃ、高いわ、いくら何でも。
ちょうど、その日の朝に、1年前に
妊娠高血圧症で出産後、血圧が200も
あったのに病院が夜間放置したため
翌朝亡くなっているのが発見された妊婦さんの
ご家族が訴訟を起こした、というニュースを
見たばかりなので、かなり怖くなる。
先生に「本当は夜間は促進剤は使わない
のだけど、早く出産した方が母子共に
安全だからね」と言われたので、さっさと
無痛処置してもらって産むことに。
無痛の処置自体は、息子出産時にも
同じ先生にやって頂いたので、特に
不安はなかった。ただ、カテーテルが
背中に入ってくる時の何とも言えない圧迫
した感じが、何回やっても経験したくない
種類の感覚だなー、とは思う。
AM2:00
このまま、出産するというので分娩室に
移動。先生から、実母と私に「妊娠高血圧症に
なりかけているので、赤ちゃんのためにも
促進剤を使って出産しますね」という説明が
あり、促進剤使用の同意書を書く。
母親はいきなりそんなことを言われて
心配そう。私は私で、「前回が3日がかり
だっただけに、促進剤使ったところで上手く
子宮口開くのかなぁ・・・・また長丁場?」と
憂鬱な気分に。
と、同時に点滴で促進剤の投与開始。
この頃、バタバタしてて陣痛が遠のいてる
感じがしてたんだけど、実際はきちんと定期的に
張りが来ていたらしい。
助産師さんが「赤ちゃん元気やしね、大丈夫」
「いい張りが来てるね」と励ましてもらう。
かなり不安になっていたので、この一言が
心強かった。
(その3へ続く)
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