余談:
前回のタイトル「あなただけではない」は、注意がいる言葉です。
励ましのように見えるけど、ときには逆に「だからあなたも我慢しろ」の意味を含んで 人を追い込んでしまうこともあるからね。
むやみに言うことはできない。
 
 
 
もちろん、離婚しない人もいます。
 
全員必ず離婚する!とか
離婚しないと不幸になる!とか
そういうことではないですよ。
 
 

 

 

 
冥王星が天秤座。
 
天秤座は、パートナーとか 人間関係とか
ざっくりそういう意味合いの星座(サイン)です。
 
冥王星が天秤座の世代のみんなは
「自分がいて、相手もいる」
ということを成熟させようとしている世代でもあります。
 
 
 
「自分がいて、相手もいる」
 
これをするときに、やっぱり相手のことに気持ちが向きやすいです。
 
成熟前の状態だと このときに自分がお留守になりやすいのですな。
 
 
 
自分の肉体はここにあるのに「自分がここにいない」が起こることがあります。
 
たとえば、「相手のために」「あの人がこう言ったから」など、自分の行動の理由が みんな
自分じゃない 誰か由来
自分じゃない なにか由来
になっている状況です。
 
自分のハートが行方不明です。
 
 
 
自分のハートが行方不明のままでは
「自分がいて、相手もいる」
はできません。
 
自分が行方不明なので 相手しかいません。
 
 
 
それは困るので、まず「自分がいる」を確立できやすいように、状況によって 必要なら相手がいない状態になります。
 
 
 
 
天秤座の反対の、牡羊座「自分」「自立」というテーマがドンとくるのです。
 
反対の星座(サイン)のことって大事です。
どのサインも、反対のサインが支えてくれています。
 
天秤座の「パートナー」「人間関係」を支えているのは、反対の牡羊座の「自分が自分として ここいるということ」「自分の意志でこうしているということ」です。
 
自立。心の自立も含みます。
 
 
 
なので、「自分」「自立」ができる自分になるための状況・環境がやってきます。
 
それが離婚の場合もあるし、もちろん離婚じゃない場合もあります。
(離婚のケース、めっちゃ多いです)
 
ということなのですな。
 
 
 
 
逆に言うと、
自分がいれば(牡羊座のテーマをやると)、結婚とか人間関係がハッピーになりやすい ということです。
 
 
 
 
とっても参考になる資料はこちら。
 
・進化占星術の本『冥王星』
 
つづく。→

 

 
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たとえば、
I(アイ)メッセージというのを聞いたことがある人も多いと思います。
「私は」から話し始めるといいよ というあれです。
 
主語を「あなたは」ではなくて「私は」にしてお話しするのですな。
 
あれは自分行方不明の状態から脱するのに よい手がかり・足がかりになると思いますよーっ