かつては大きな組織じゃないとできなかったことがたくさんあった。
映像、歌、文章、絵、トークなど、自分の作品をみんなが見られる場で発表すること。
そしてお金をもらうこと。
それが、大きな組織を介さなくても、インターネットを介して個人でもできるようになった。
大きな力、権力を介してもらわなくても、できることがたくさんになった。
大きな組織の存在意義が問われる。
冥王星が山羊座から水瓶座へ。
個人の力と ネットワーク。
そして、風通しよくなろうともしている。
土星の箱、山羊座の箱に風穴があき、箱の中、大きな組織の中でたまっていたよどみが噴き出す。
痛快でもあり
気の毒でもあり
土星の箱は
閉じたままだと内側がよどんでしまうから
ときどき壊さないといけない。
この箱は
蟹座の殻みたいなことでもある。
内側の安心を守る殻。
カニの内側が育って窮屈になったら
脱皮する必要が出てくる。
土星や山羊座にまつわるイヤなことは
ずっと箱を壊さないでいたこと
ぼちぼち離れるべき力や任務からずっと降りずにいたこと
そういうのに起因することも多いという。
福本伸行作の漫画でアカギが言っていた
積み上げたものはたまに崩す必要があること
それとも似ている。
その箱、その力、その組織に
アイデンティティをくっつけていると痛い。
できることなら皆があんまり痛くなく
この時期を抜けらたらいいな と思う。
組織のおかげで力を持っていた自分ではない
「ただの個人としての自分」の感覚を
取り戻していけたらいいなと思う。
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なんかねー
私みたいに個人で占いをしていたりすると
似たように個人で活動している人との交流が多くなりやすくて、
わーい!冥王星が水瓶座にやってきた!
世の中がよいように変わるぞー!
というノリにもなりやすいんだけど
大きな組織のもとで働いている人は
ものすごくたくさん。
大きく大きく見れば
浄化やうれしいことと呼ぶにふさわしい変化も
首くくるくらいしんどい人も出てきちゃう。
冥王星をこわいもんだと思わせたいわけではなくて、それは私はむしろ逆で。
冥王星=こわい
土星=こわい
から、もう一歩踏み込んだ見方を知ると
こわいしんどいと思ったのは
こういうしくみがあるからか
というのが分かったりする。
しくみが分かると
もうちょっとやりようが出てくる。
「占ってもらう」「個人を占う」以外にも
占いの知識面、しくみの知識が力になれること
あるからね。