大人になると

興味から
あるいは仕事や暮らしでの必要に迫られて
 
知りたいことやできるようになりたいことも増えるけれど
(減ることもあるが。)


同時に
 
知らなくてもいいことや
できなくても許されていることの多さにも
気づいたりする。




日雇いの派遣で
倉庫に行ったり イベントに行ったりして

私が知らないことを本業にしている人が
いっぱいいることを現場で感じます。


専門が細分化してくる
 
と言えばいいでしょうか。



自分がやらずに済んでいること
知らずに済んでいること
 
いっぱいある、と頭で分かっているつもりでも
 
それを現場で感じると やはりひと味 違うもので。



 
なんというか
 
「知らない」「できない」を
恥ずかしく感じることもあるけれど
 
こんなにいろんな分野があるなら
「知らない」「できない」は
全然恥ずかしくないな
 
なんて、思ったのでした。
 



たとえば私が
 
「えー!あなた、牡羊座が何月の星座かも知らないの!?」
 
「射手座と双子座はホロスコープでは反対の位置だよ!
当たり前でしょー ばかなのー?www」
 
なんて言うのって、おかしな話ですもん(^_^;)
 
(私がイヤなやつに見えるな。笑)




知れば知るほど
自分が知らないことが見つかる。


 
「無知の知」
 
と昔の誰かが言ったらしいけれど
 
あー、自分はこれを知らないんだな
自分はこれができないんだな
 
と気づくことは、
 
自分の世界が狭いことを感じているようでいて
 
確かに自分の世界が広がっていることでもあるんだね。
 
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2015年に書いたおはなしでした。

 
 
 
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