もし、私たちが見える電磁波の周波数域が「可視光」と呼んでいるところだけではなかったなら。

たとえばX線(レントゲンで使ってるやつ)を感知できて、それが脳の視覚を司る部分とつながっていたら、
私たちは普通に人を見てるだけで「あ、肺に影がありますね」「あああ、ここの骨がえらい具合に折れましたね…!」と見えるでしょう。

たとえば壁をすり抜けられるラジオの電波をキャッチすることができたなら、
私たちは壁の向こうを見ることができるでしょう。
ラジオの電波に乗った情報も「見る」ことができるかもしれません。



「見えないはずのものが見える」っていう人、私の知り合いにけっこういます。

お化け、亡くなった人、幽霊か妖怪チックな何者か、天使、(神社とかに住んでる)神様、龍、景色…

というと、「ウソだ」とか「病気だ」とか「非科学的だ」と思って否定したくなる人もいるのかもしれません。

でもまぁ、私の親戚にも視える人がいるのでね。
そういう話や そういう人の存在は、私には身近なんです。


何が視えるかは 視える人も得意不得意があると思いますが、いわゆる「視える人」。

彼らの中には、怖がられたり 理解されにくかったりで しんどい気持ちになったことがある人もいると思います。

今もしんどさを抱えている人もいるのかもしれません。
 


正しいことや確かなことを追究する科学は、「確かなこと」の代名詞のようにも言われます。

さっき出てきた お化けとか天使とかを おとぎ話のような空想の世界ものとして、そういうのと科学は 矛盾していることのように感じる人も少なくないでしょう。

「そういうのは間違っている」
「そういうのを信じてる人は間違っている」
と。



「自分のもつ性質は 科学の世界に居場所がない」の気持ち。

それは、「(科学を重んじる)この世界の中に自分の居場所がない」の気持ちに繋がることもあります。

それは苦しいことだと思います。



この記事ではひとつの動画を紹介します。

「科学の世界にも自分の居場所があったのだ!」

「スピリチュアルとか オカルトとか 霊能とか ファンタジーとか ポエムとか 物語とか、受け入れてくれるのはそういうところだけじゃないんだ!」

そんなふうに感じることができるのではないかと思います。

きっと、気持ちがすごくラクになる。



市民公開講座「脳科学の達人」池谷裕二


第38回日本神経科学大会市民公開講座「脳科学の達人」



難しくない言葉で説明してるところがステキだー!
ビバ!市民公開講座!!



この動画の説明では「幽霊とか天使さんとかが見える!」とは言っていませんが、見えてもおかしくないと考えることはできるだろうと思います。

東西南北の方角を「見える」ようにする装置がもう実験で使われているところから、
可視光じゃない領域の電磁波を「見える」ようにすることもできるとしたら そこで見えるものは…?とかね。

スピリチュアル方面では「波動がどうのこうの」という話もありますね。
いろんな周波数をキャッチできるアンテナを脳みその視覚管轄の場所に繋いだら、可視光では捉えられないなにかはそりゃあ見えるでしょう。

それがたとえば天使や神様と呼ばれるようなものだったとしても、人の形に近いように見えるかは また別の話になるのでしょうけれどもね…(^_^;)

なんでこんなに、他の要素を置き去りにして可視光ばかりに頼るのでしょうね(笑)


あ!
「黄色は幻覚」の話もおもしろかった!!
自動脳内補正機能ヤバい。


あ。こうなると松果体(しょうかたい)が気になりますね。

「霊的な能力を開発するには、松果体を活性化させましょう」っていう話を読んだことがあるのよね。
気になった方はぜひ検索してみてください。いろいろ出てきます。



【おまけ】

彼殿がおもしろい動画を探していて見つけた動画なんですよ〜(*^^*)

こういうのを普段から娯楽で見てる彼殿、かっこよすぎです。ヤバいです。付き合う前はこんなかっこいいやつだなんて知らなかったぞ。


彼殿はこの池谷裕二(いけがやゆうじ)さんという方の著書『進化しすぎた脳』がすごく好きで、それでこの動画を見つけられたのですよ。


こちらもよかったらどうぞです!

私も数年前に借りて読んだけど、すっごいおもしろかったよ。
だいぶ内容を思い出せなくなりましたが、おもしろかったのだけは覚えています(笑)



【おまけ2】

「見えないはずのものが見える」っていう人、私の知り合いにけっこういます。
って最初のあたりで書いたけど、あれは間違いですね。

見えてもいいものを見えてない人が多すぎて、こんなふうに思っちゃうんじゃないでしょうかねぇ。

可視光ばっかりに頼るタイプの人だって、見えてるんじゃない。
見えてると思ってるだけなんだなぁ。



【池谷裕二さん】

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2017年初夏に書いたおはなしでした。





こんなことを考えて、毎日16時に過去記事を紹介しています。
読んでくれてありがとう!