昨年度。
私の世界観・占い観が大きく変わった占いがありました。
「占いすげえ!やべえ!」
「ドラゴンヘッドの本を見つけられてよかった!」
と思うのはいつものことですが
その占いには圧倒されました。
↓ドラゴンヘッドの本
その占いの前と後では いろんなものの見え方が違って
占いはすごいのに
占いは なんて要らないものなんだろう
と思いました。
占わなくても
知らなくても
ちゃんとちゃんとその道を生きている。
美しい占いでした。
その占いのあとは
「知らなくてもよいのだ」
「知らなくても ちゃんとちゃんとその道を生きているのだ」
と思えて
占いを書くことは
なんだか 出ない言葉を絞り出すような心地です。
「ちゃんとちゃんとその道を生きている」
言葉で切りとるようなことはせずに
それだけ伝えられたら… と
祈るような心で書いている。
きっと、本当なら
頬を撫でる風に
空に浮かぶ雲のかたちに
雨上がりの水たまりのかたちに
ご近所さんの庭に咲くジンチョウゲの香りに
桜を散らす雨に
夜空の星に
そうしたものと出会って心に湧くなにかに
星占いに求めたなにかを感じられるはず。
とは思えども。
そんな占いを
かつて思っていたよりも はるかに大きなものに感じられるそれを
どう扱ったものか
私は今、熱く迷っているのだと思う。
自分を「占い師」ではなく「研究する人」にしておいてよかったと心底思う。
一皮むけるのを
とてもたのしみにしている。
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2016年に書いたおはなしでした。
この方にお届けした占いでした。
私の人生を変えられてしまった占いだったんだと思います。
こんなことを考えて、毎日16時に過去記事を紹介しています。
読んでくれてありがとう!