私がユーチューブを見てれば当然波平や忍者たちも見るようになる。
昨日夕方、忍者が「コワイコワイ」騒いでいたので軍曹と行ってみたら「となりのトトロの怖い話」みたいなタイトルのを見ていた。
たぶんふつうの人の自作の投稿ものだ。
よく作るなあ。
私も思春期前は、「こわい話」に興味のある時期が定期的にきた気がする。
原体験は幼稚園の頃父か母が買ってきたタイトルも「日本のこわい話」という文学の香り高い?単行本で、すぐ思い出せる一編が炭鉱の話。
村人たちからでくのぼう呼ばわりされている、おっとり者でやさしい性格の忠兵衛(とかそんな名前)が、山の中で毎日毎日ひたすら土を掘っているのだが、ある日彼を呼ぶ低い声がどこからともなく聞こえてきて、何度も外に出てみるが誰もいない。
一緒に働いている人たちからは忙しい時に何やってる、と罵倒されるが、あまりにもその声がしつこく彼を呼ぶので、もう一度だけ、と外に出た途端、山が崩れてしまい彼だけが生き残る、という話。
生き残る話だから怖くないはずなのだが妙に印象に残っている。
なんとか救われたかったのか。
そのほかにもアトランティス大陸とか卑弥呼とかのオカルト考古もの(地理とかが苦手だったからかブームはすぐ終わった)、学校のクラスメートに借りたノストラダムスや漫画(コワイから作者も書けない、○○新聞とか、みんなが読むやつ)、一番ハマったのが怪人20面相シリーズ。
図書館で借りてそれをすぐ読みながら、殆ど人影のない鳥の声だけが響く神社の境内を通って帰ったのを今でもよく思い出す。
一人っ子だったから、いつもひとりだった。
その「こわい話」は中学生になるとホームズ、アガサ・クリスティ、松本清張、はたまた横溝正史や大藪春彦に変わっていった。
忍者のユーチューブの話に戻ると、
「トトロ」は「トロル」から来てて、ふたりの姉妹は話の途中で既に死んでる、
などの説明があって、4、5分の作品の最後の映像がトトロちゃんの気持ちの悪いイラストで終わるというもの。
大袈裟にキャーキャー騒いであげたら満足そうだ。
本当は姉妹は死んでしまっているのだから、映画の最後のほう、お母さんに会うところなどではそれを表すために、ふたりには影が描かれていない、という。
少ししたら忍者がニヤニヤしながら「あれウソだったよ」と言う。
実際のトトロの映画をユーチューブで見てみたら(なんでもあるのね)、最後まで影がちゃんと描かれてた、という。
常に「データを出せ」「想像でものを言わない、証拠が大切だ(ほぼ自分への戒め)」と言ってる私なので、キッチリ実証したのがえらい、とほめて20円あげた(姉妹が死んでなかったのが非常に嬉しかった)。
次に北欧の妖精トロールを調べ始めて、楽しい夏休み、どこまでも脱線していく忍者であった。