
昔、セイタカアワダチソウが
日本にやってきたとき
それまでススキが生えていた場所を
すごいスピードで奪うように
大地を覆い尽くしはじめて
子ども心にススキが
セイタカアワダチソウに
絶滅させられるんじゃないかと思った。
でもいつの間にか
ススキはススキで
セイタカアワダチソウはセイタカアワダチソウで
それぞれ自分の場所を作っている。
そんなことを考えてたら
ナウシカの原作にあった
ある場面が頭に浮かんだ。
ナウシカの育てている
腐海の植物の中に
粘菌を入れたとき
最初粘菌は腐海の菌類植物に
敵対するように攻撃し
食い滅ぼそうとする動きをします。
しかししばらくすると
腐海の菌類と粘菌は
棲み分け共生することに
ナウシカは気づきます。
これは架空の物語の一場面だけど
外来植物が日本の土地にやってきて
最初はその場を制するように
すごい勢いで繁殖していくけど
そのうち落ち着いて
他の植物と共生する
そんな姿と重なりました。
必要以上に奪わない。
植物に限らず
動物たちも満腹時は
被食動物を襲わない
といいます。
必要以上に食べないことで
被食動物は生き延び
捕食動物は次の食事にありつくことができ
被食動物は己の種を残すチャンスを得る。
もしこれが
自分の周りの全てを食らい尽くし
1種類の植物、動物のみが残ったとしたら
食らい尽くした側は
同じ種同士で奪い合う道しか残されず
その種も滅びることとなる。
周りを奪い尽くすことのない
調和の取れた共生は
自分たちを守ることにつながる。
そんなふうに思うと
大地を削り
海や川を埋め尽くし
自分の目先の利益を得るために
もっともっとと
自然を食らい尽くすような
人の行いの行き着く先は
一体どんな世界なのだろうと
怖くなる。
でもまだ、今は
目の前に美しい山や田畑があり
海があり川が残されている。
この今ある自然を
これ以上失わないために
自分は何ができるのか。
何もできないかもしれないけど
この美しいものを守りたいという
意識を持つだけでも
だいぶ違うんじゃないかと思ったりしてる。
心と頭を整える静×動のマインドフルネス体験
定員 最大8人まで
場所 エイムアテイン
福岡市博多区博多駅前3-25-24
<晃世展>
平成6年7月20日13:00〜
平成6年8月16日12:00
淡路文化会館 美術展示室
開館時間:9:00〜17:00
年中無休(8月8日、9日は停電のため臨時休館)
〒656-1521 兵庫県淡路市多賀600
TEL 0799-85-1391 FAX 0799-85-0400
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