講師の実体験を入れつつの講義で、なるほどと思うことがたくさんありました。
その中で印象深かったのが
「基本的信頼感はいつ身につけるのか」
ということ。
心理学者、クロード・スタイナーによると、
授乳期の最初の数ヶ月に決まり、授乳している母親と授乳されている赤ん坊の間の初期体験が影響している。
とのこと。
愛情はあっても、諸事情により忙しくて、どうしても赤ちゃんをかまってあげられなかった場合も、基本的信頼感は獲得できないようです。
基本的信頼感がない→根源的不安を抱えて成長
自己肯定感が低い
となるようです。
その後、どれだけ手をかけてもらって育っていても、根底に「自分は愛情をかけてもらえなかった」というのが残るようです。
それは老人と言われる年齢になっても、しこりのように残る。
講師が自身の経験をたとえに語ってくださいました。
その後ネットで調べてみると、乳児のときに基本的信頼感が育ってないと、その後の成長期に育つべき自律性などにも影響があるようです。
では、獲得できなかった基本的信頼感を得るにはどうすればいいのか。
そこを解消するのがカウンセラーやセラピストの仕事になるのでしょうね。
ちなみに、セラピストとは全く関係のない仕事での話だったので、今回はこれ以上深い話はありませんでした。
日々勉強です
