続きでーっす! 長いです ←
ケーブルカーにて、標高800mまで来た我々。
目指す山頂は 標高929m!
観光地らしい入口がお出迎え~
ちなみにワンちゃん連れの場合、「ワンちゃんとトライアルコース!」なる別ルートもありまして。60分コース、90分コースなどございます☆ 愛犬家様は是非
(この後のどえらい道中を経験した後だと…「トライアルコース…どうなってるの…」と戦々恐々な感じに気になります ←)
え~……
正直ココの道中は、傾斜に気を取られたり、ちょっとでも楽な姿勢で歩くのに必死で、あまり写真が撮れませんでした (それでも大量なんですがね)
「集落かな!?」な場所を突っ切ってると、本当にこの道で合ってる……? という不安もよぎったりね
集落の正体は、ほとんどが『〇〇荘』と書かれている宿泊施設です。
おそらくシーズンになると、観光客で溢れている場所なのかな。
今回は、人っ子一人ろくに見かけませんでしたが!(猶更不安に駆られた)
(ちなみに、ケーブルカーでご一緒したはずの方々は、我々が降りた時の景色にうぉおー!!ってしている間に、とっとと先へ進んでいった模様)
分かれ道も「こっち、だよね、たぶんっ」な感覚で進んでいくと、ようやく半分くらいの地点でお目見えした地図! 安心したー!
現在地、ちょっと見にくいですが赤い矢印付けたところ。
矢印より右側の赤線ルートが、入口鳥居から進んできた道。
……平坦な道のりに見えるでしょう……
実際は坂を上ったり下ったりもっともっとウネウネしていたり。
で。看板右上に、「ここより神社まで約10分」ってありますよね?
ハッキリ申し上げます。
それ、地元民様の足腰での換算です(どーん)
今だからよく分かるっ。
こっからの傾斜は過去最高。
行けども行けども現れる階段!!
10分じゃあとても着きませんよ!! 頑張ってあと20分、って感じですから!!
(いや、うん。駅から歩いちゃった45分で、体力削っていたせいなのは認めます……)
隣には趣のある地図も しかしほんと……こんな見た目平穏な道のりじゃないですのよ……;
気合を入れ直し、再び歩き始めてすぐ。
見たかったモノの一つ、神代ケヤキ 様が現れましたー
樹齢1000年。
さすが、ものすごい異質さと言いますか、この世ではなさそうな雰囲気。
全体像をちゃんと撮りたかったんです、が~~~……。
ここ、人生でこんな傾斜経験したことない |||、ってくらいのハンパない坂道でして……。
見上げた瞬間、転げ落ちそうな恐怖に駆られるんですね……
坂上から、すでに山頂まで行ったのであろう、ご年配のおばあさまが降りてきたんですが、下りもすっごい怖そうに一歩一歩めっちゃスローリーに歩いておりました。
……むしろこの道中をよくぞ歩かれたどうやったの?? と思ったなど……。
じっくりもう少し眺めたかったけど、立っているのも体斜めにしてやっとなくらいだったので、拝んだ後、進行再開。
そしてようやく、神門 (=随身門)がーーー!!!!
ほんっとに陽射しが降り注ぐよいお天気でして。
……私の目の錯覚かな……階段が神々しく見えるのじゃが…… ←
今になって知りましたが。
疱瘡社が神門外に在るのは、「ご神域である山内に疫病などの穢れが入らぬよう、防いでいただけますように」という事だそうで。
他の神社でお見掛けした際、疱瘡社の鎮座する場所も今度から意識しようと思いました☆
立川の諏訪神社でもおわしました、門番の神様がこちらにも☆
手水場があったなら、拝殿もすぐかな! ――という常識が通じないのが山の神社。
天井も風情があるな~♪ なんて 呑気に門をくぐって……見えたのが コ チ ラ 。
昇りました。がんばったよ。
まだ続きますよ。
ま だ ま だ 続 く ん で す よ (真顔)
階段と水分補給に必死過ぎて、周囲をよく見れなかったのが悔やまれますが
でも途中途中にあった、可愛らしい石のベンチと、稲荷社は撮りました!
(撮りながら休憩したともいふ)
ようやくっ、見えてきたのがまず、宝物殿ー!☆
【国宝】赤糸縅大鎧(※「いと」は糸へん二つ並べる字)を奉納した武者の騎馬像。
しかして毎度のことながら……「開館は土日祝日のみ」
我ら夫婦……御朱印巡り先でこういう展示物を観られる日は来るのだらうか……(さめざめ)
だが! めげてる場合ではない!
目的地はもうすぐ そこだ !!
拝殿見えたーーーーー!!!!
気ばれっ わたし!! ←
眷属たる狼モチーフな狛犬様、かな?? 前足の筋肉……スゴイ……
勇ましい御姿を正面から撮りたかったのですが……拝殿前の急階段でお察しいただけると信じてる ←
そして――
昇 り 遂 げ た ヨ ! ! !
◆武蔵御嶽神社◆
・創建:崇神天皇7年(紀元前91年)。
最古の記録が残るのは、天平8年(736)に行基が蔵王権現を勧請の旨。
・御祭神:櫛真智命(くしまちのみこと)
大己貴命(≒大国主命)
少彦名命
日本武尊
廣國押武金日命
拝殿の至るところに、様々な動物の彫刻が見えました。
鳳凰、龍、虎、兎、獅子……美しかった
拝殿から本殿へ繋がる路。
「おいぬさま」?の像が垣間見えます。
パッと見た印象は、日本昔話などに登場する荒ぶる動物霊や神様な尊顔……少々コワイ。
しかしだからこそ、本殿を一心に護っている御姿なのだろうと思います。
標高929m! 絶景!
この次は、数多ある境内社をご紹介~!
あとまだまだ頑張ったのを見てもらいたい……(まだあるんかぃ)
摂社の一つは、標高1000m超えのお隣の山にある奥の院なため、流石に今回無理でしたが
もう一つの摂社はちゃんとお参りして来ました!
ではまた