おはようございます、沙久良です桜

 

6月29日より5日間休みを取っております。その為、メールへの返信等は7月4日より行いますメール お待ちくださいませ。

 

今日も鹿の王の末裔の続きです神社 終わりまで後少し!なので、もうしばらくお付き合いただけると嬉しいですキラキラ

 

 

 

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俵原神社から向かったのは、鹿野町の茂宇気神社神社 昨日参拝した鷲峯神社よりも三朝町よりに鎮座する。この神社の御名から、『儲ける』に繋がるという事で、金運や商売繁盛の御利益があると最近注目されている神社だ神社

 

 

振り返れば、鷲峰山が観える。ここが鷲峰山を御神体として拝むには相応しい神社だと思った神社

 

 

苔の生えた参道はなだらかな坂道。

 

「この神社を調べた時、坂道と階段があるとしか書いてなくてね、画像も途中の階段までだったんだけど、さほど高い所に鎮座しているんじゃないのかも。なので安心して向かおう。」

 

「そうなんだね、これなら楽勝だね。」

 

話ながらのんびりと歩いていると、

 

 

「あ、蝶!」

 

先導するかのようにひらりとクロアゲハが舞い降りた。

 

「O氏、道案内してくれるんだね。」

 

「そうらしい。なので、ここで間違ってはいない。」

 

謝罪の為に渡された羽根はまだ、身体の内に在る。その後の三朝神社や俵原神社の御神氣も授かり、金色の輝きがさらに増していたキラキラ

 

 

蝶に先導されながら参道を進んで行くと、ネット画像でも見た階段があった。

 

「これくらいなら、まあいっか。」

 

「楽勝だよ、ゆうほりん。」

 

上るのはいい、高所恐怖症だから下るのがねと笑いながら進んで行くと鳥居が見えた。

 

 

「…ねえ、ぽにょちゃん、鳥居の向こうに見えるものってなぁに?」

 

「ゆうほりん、あれは長い、長~い階段だよ。」

 

 

長く、幅の狭い、滑りそうな苔むす階段がそこにあった。
 
 
 
この階段前で参拝して帰る人もいるのだろう、階段横には小さなお賽銭箱と、
 
 
由緒が書かれた紙が貼ってあった。
 
「…もうここで参拝して終わろっか。」
 
「え!?駄目だよ、頑張って上ろうよ!」
 
「うん…。」
 
長い階段の前に、心が折れる私をぽにょちゃんが励ましてくれる。呪詛には強いが階段には弱い。人より血管の1本少ない心臓は途中で何度もストップと悲鳴を上げ、休み休み上ったランニング
 

 

急な階段をはぁはぁ言いながら上った先を曲がると、また短いながら階段があった。

 

「どんだけ上るの~!」

 

「大丈夫だよ、建物があるから後少しだよ!」

 

励まされながら、また上るランニング

 

 

「…まだある。」

 

「そうだね、まだ階段だね。」

 

げんなりとしながら手水に向かうランニング

 

 

清めようと思ったが、水がなかった。なので、清めましたと宣言しておく。何となくそんな気分だったので。

 

「きっと俵原神社の雨が清めの雨だったんだわ。」

 

喜びの雨は同時に清めの雨であったとも知る雨 なかなか準備万端、全て揃えられており、ただそれを導かれるままに進んだだけだった。

 

(整えられすぎて、逆に笑う。もう謝罪のお膳立てしかない。やはり鸞も拗ねていただけなのか?)

 

うん、それはとてもメンドクサイと國府神社の前で思った事を再び思った。

 

(ツンデレはそんなに好みではない。)

 

またそんな失礼な事を思いながら階段を上るランニング 

案外人は窮地に立たされていても、心の中は平穏なのかもしれない。いや、窮地に立たされてその最後の最後まで来たら、逆に心の波は静まるのかもしれない。開き直り一歩手前、なるようになるだろうという気分。それにこれだけお膳立てされてれば、もうよほどの間違いを犯さない限り謝罪は出来る。

 

 

「…着いた。」

 

上った先で息を整える。茂宇気神社はもう目の前だ神社

 

 

 

続く~神社

 

 


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