おはようございます、沙久良です桜

 

19日から3日間鳥取・岡山・香川・愛媛へと出張しております車 メールへの返信等は、帰宅後2日間休みを取りますので24日より行いますメール お待ちくださいませ。

 

今日は夏至ですね晴れ 夏至にいつもと違う土地の神社に参拝する、それもまた何かしら意味があるのでしょう。今日は是非とも太陽の光を浴び(雨でも光は地上に届いてますから)、夏至に良いとされる、タコやミョウガ、水無月、うどん、焼きサバなどを食べてくださいね割り箸

 

今日も鹿の王の末裔続きです神社 あくまでネタとしてまとめておりますので、全ては書きませんのでその辺りは想像で補ってくださいませお願い(ぽにょちゃんは分るから大丈夫!)

 

 

 

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日本遺産にも認定された、『幸せを呼ぶ霊獣・麒麟が舞う大地「因幡・但馬」』キラキラ 

 

 

鳥取県東部から兵庫県北部にかけて、麒麟獅子という独特の獅子舞がある。麒麟は他の生物を傷つけず、足元の草さえ踏むのに涙する霊獣で、泰平の世の象徴とされた霊獣。麒麟獅子の始まりは、約370年前に初代鳥取藩主・池田光仲が偉大な曽祖父・徳川家康を祀る為に創建した鳥取東照宮の祭礼にて、麒麟の頭の獅子舞を奉納したと謂われる。

 

ではなぜ池田光仲は獅子頭を麒麟頭にしたのか、それは徳川家康も仁を旨としていた事、その志を受け継ぐ事、そして自らの血統を示す為などと謂われている。

 

 

 

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「…私はいらない子供だったと、お父さんがお母さんに言っていたのを、聞いてしまった事があってね。」

 

移動中の車内、ぽつりぽつりとぽにょちゃんが昔の事を話した花 それは幼心にとても深い傷を負った事だろうと思い、そっかと短く相槌を打った。命を脅かすようなことでも虐待でもないが、親の何気ない一言で子供は深く傷つく事がある。

 

「まあ、言われるだけの事したんだけど、それもあって早く自分の家族が欲しくてね、10代で山男と結婚したの。」

 

その後、ぽにょちゃんの実家に住み、同時期に妊娠したメガネ右さんも含め、皆で子育てしていたのだと。

 

「早く結婚して子供をつくる夫婦って、きっと寂しい幼少期を過ごした人の方が多いんだろうなぁとは思う。それに何が理由であれ、可愛い子供も授かったし、元気に育ってるしね、若いのによくそれだけ子育て出来てすごかったなと思うよ。」

 

「うん、親になって初めて親の気持ちが分かるというのかな、山男さんも息子のやらかした事で謝りに行って、自分の親もこんな気持ちだったのかなって思ったらしい。結婚前、家に居場所がなくてお母さんの単身赴任先に一緒に行って住んで、他の土地の事を知って、それもいい思い出。

お母さん、何度かお父さんと離婚を考えてたと思う。そんな目をして私を見てたことがあった。けれど、私達子供の為に踏みとどまったんだろうな。」

 

話すぽにょちゃんの顔は、年相応だった花 それを見て、やはり幼い表情やくせが出ていた時はぽにょちゃんじゃなかったのだなと思った。ぽにょちゃんの中では、過去の心の傷はすでに整理されていたからだ。

 

 

 

昔の事は昔の事、終わった事だからそこを乗り越えるのは自分自身。

傷ついた事は無かった事には出来ないけれど、終わった事には出来る。

そうやって幾度も心の傷を越えて、人は大人になって行く。

 

 

 

(ぽにょちゃんはちゃんと自分自身と向き合い、時に爆発して周囲に八つ当たりもしただろうけど、爆発して発散しないと次にいけない火の性質だからな。それも徐々にセーブしてコントロールも出来るようになっている。それはとても大きな精神的成長だわ。)

 

どこ吹く風と、流したりしてしまう私とは違う。私は嫌な事があれば、それを強風で吹き飛ばし、更地にしてしまう性質だから。起こった事を記録としては残すが、傷にはしない。なぜなら、傷が見えなくなるまで強風を吹かせて更地を創るから。故に他人に関心も興味も基本ない。

 

(火の性質のぽにょちゃんに、風の性質の私。2人揃えば火災旋風を起こせるな。それはより一層高く麒麟を上に上げられる。)

 

なるほど、私という人間の性質も織り込み済みなのかと、また逆再生が実はこの世の正解かもしれないという事の点が見つかったひらめき電球

 

 

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「着いたよ。」

 

到着したのは因幡国一宮宇部神社神社 ここは中絶しかけた鳥取東照宮祭礼を継承し、村々にその流れを伝えた神社だキラキラ

 

(どんなに消えかけても、神事も祭も必ず継承されるんだ。石見神楽だってそうだし。

どんな事であっても、失われた様であって失われる事は無い。何かしらの形で残っている。それが昔のまま、全てではないとしても、今に形を変えたとしても。いつか必ず甦る。)

 

 

宇部神社には美しい金の飛翔の鳥の像があるキラキラ それを見ながら鸞の事を考えてもいた。

 

 

(大陸文化を導入し、平和と繁栄の基礎を築いた国の功神・竹内宿禰命か…。)

 

四神相応は6世紀後半から7世紀頃に日本に伝わったのではないかと謂われているが、もしかしたらもっと早くて、竹内宿禰命が伝えたのかもしれないなと思いながら読んでいた。もちろん古代の日本人も、竹内宿禰命以前に四神相応という事を知らなくても、そういう四方を護る聖獣がおり、中央には黄龍、または麒麟をという事は違う形で知られていた、もしくは知っていたのかもしれないけれど。

 

(その辺りはもう想像するしかない。検証は出来ないなぁ。)

 

ちょっと苦笑い。

 

 

(中央には春夏秋冬年中360日、治めるは四柱の王子、残り5日と閏年の日は中央の神・埴安大王が治める、私的にはこの石見神楽の五神の方が四神よりも馴染みがあるんだけどね~。)

 

竹内宿禰命の神去りたのが360余歳と、春夏秋冬360日を思い起こして尚更五神を思い出していた。この年齢もまた、何かの暗号なのかもしれないけれど、それも今回の呪詛解きには関係がないので、それ以上は考えなかった。

 

 

参拝をしているぽにょちゃんを置いて、先に双履石の方へと向かったランニング

 

 

(この双履石の場所は、何かスコーンっと上に向かって抜けるんだよね。きっと私達人じゃ行けない高みへの入り口なんだろうなぁ。)

 

 

初めて宇部神社に参拝した時も、身体が重くてお還ししなければいけない存在をどうしたものかと思っていた時、双履石の周りをぐるぐると回るとスコーンと抜けて軽くなったのだアップ

 

(あの時もお還ししたのは麒麟獅子の姿だったな。麒麟が還る場所を解りやすく教えてくれる為に、きっと麒麟獅子の形になってくれていたのだろうけど。)

 

今になって、なんで麒麟獅子なのだろうかと思っていた姿が、還る場所を示す為だったのだなと気付いた。

 

(結構、日本各地にそういった忘れ去られた霊獣ってのがいるのかもね。それで我を忘れて祟り神になってたり、または還る場所を求めてより光の強い所に惹かれていって、そこが場所じゃなくて人の魂の中だったりして、求めている場所と違うと暴れたり、または失った力を取り戻すのに休んだりするのかな…。)

 

 

 

巫覡(ふげき)は「かんなぎ」とも読むが、それは神和ぎとも書く。

神を癒し、祟る気持ちを鎮めて寄り添い、元ある場所へ、求める場所へと還す役割がある。

 

 

 

それ故、霊能者ともライトワーカーと言われる人々とは役割がまた違う。どれがいいとか素晴らしいではなく、ただ役割が違うのだ。呪詛を解く者は、巫覡だろう。嘗て先祖が祀っていた忘れ去られた神々を元ある場所へ戻す、または求める場所へと還す、それが役割で、それをしないが故に祟られるのだから。その祟りもまた哀しみが溢れた怒りだ。哀しみに寄り添えなければいけない。哀しみに寄り添える心と、その重さと暗さに負けない精神力を必要とする。そうでないと神に魂を消し去られてしまうから。

 

(神事に関わると命を落としたり、大病する霊能者やライトワーカーって多いから、神事はご法度というか、触れてはいけないものとされているけど、これは単に役割の差なんだよね。逆に巫覡が神事をしなければ、役割を果たさないと命を落としたり、大病したり、人生上手く行かない事ばかりになるもの。結局人は、各々に与えられた役割を果たす事が一番の幸運の道で、そこに気付いて進まねばダメなんだろうなぁ。)

 

それを避けて不幸のどん底じゃないかという若い頃を過ごした私は、これまた苦笑いしかない。

 

(まあだからって、呪詛解いたからって全て丸っと上手く人生は進む訳ではないけど。各々の人としての試練は起こるし、持って生まれた体質は多少は改善するけれど、完全に健康体にはならないし、そこは上手に付き合うしかないしねぇ。死なないし、大病にもならないからいいけど。)

 

そんな訳で、私も未だにアレルギー体質だし、PM2,5には勝てないダウン 黄砂は天敵のままだし、子宮筋腫は依然としてあるので軽い貧血のままだ。

 

(呪詛を解いた後、他の呪詛のない家系の人たちと同じく、それぞれの課題に向き合うだけ。普通になにかしらの不幸はある。人が成長すには、ある程度の不幸という負荷は必要なのよ。乗り越えて成長出来る。

ま、呪詛ない分だけ命には関わらないから大丈夫と言えば大丈夫。生きてればなんとかなる。)

 

さて、呪詛を解いた後にぽにょちゃんはどんな課題と向き合うのだろうかと思いながら階段を登り、先に双履石の周囲を反時計回りで巡って風を起こしておいた。

 

 

続く~神社

 

 


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