おはようございます、沙久良です
今日は山口へと出張しております 翌日より米子へと移動し、自宅への帰宅は14日夜、15日に休みを取りますので、メールへの返信等は16日より行います またしばらくお待ちくださいませ。
今日も昨年7月の関門海峡不思議ネタです イズクエほどしっかりは書きませんが、またお楽しみくださいませ~
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「暑い…。」
体温調整の苦手な身体、熱中症に軽くなっており、再び唐戸市場に到着後は速攻カフェでかき氷を食べる この大きなかき氷に、ソフトクリームonだってあっという間に完食する どんだけ熱を溜め込んでたんだ、私
「そういえば、赤間神宮に参拝されたんですよね。実は私、赤間神宮はまだ怖くて参拝出来ないんですよ。」
と、かき氷を食べながら白露さんが話始めた
「それはやはり、私の過去世が壇ノ浦の沈んだのと関係があるんですかね?生きる気満々だったのに入水させられて、今再びご縁があって愛知県から西へと移住し、何度となく関門海峡は船で渡ってはいるんですけど、赤間神宮だけは前を通るだけで怖くって…。いつか覚悟が出来たら参拝出来るのかしら?」
「そうですね、その時は一緒に参拝しましょうか。」
そう言いながら、火を着けるのを手伝ってくれた平なんたらさんたちの事思い出す きっと彼らなら、喜んで出迎えてくれるだろう ただ、喜びで抱き着かれた日には、寒くて凍える事間違いなしだけど。
白露さんをまた新下関駅へと送り届け、別件の仕事があったので、中国道を通って帰らず、国道191号線を海岸沿いに東へとひた走った
別件の仕事を終えて観た下関市街地方面の海 西日が輝き、波の下の都が波の上へと姿を現わし始めているのではないかと思えた。
(綺麗だな…。で、そんな海を美しいと思う気持ちに反して、鞄に恐ろしい氣を発する存在がいらっしゃる…)
この日の天叢雲剣の分け御霊を宿すまでは、確かにただのペーパーナイフだった。
しかし、宿した途端重さが増し、これを箱に納めて開けてはならないという冷や汗が背中を伝っていた
調べたところ、よく三種の神器で描かれている天叢雲剣は六つの枝刃を段違いに持つ七支刀だが、白い真っすぐな剣なのだそうだ。そして、天叢雲剣は納められ方も特殊で、箱の中に赤土を入れてその中に納めて在るとかなんとか…記憶が合間なので間違っていたらごめんなさいだけど、とにかく目にすると祟られるらしい…
(箱を開けたら祟られる、紙の箱でマジックでペーパーナイフとかさらりと書いてあるけど、ここに納むるは天叢雲剣、開けたら祟られる~)
怖い、怖すぎる 関門海峡は怖くは無くなったが、その怖さの原因を私は持っている…
つまり私は、日本で一番苦手な存在を手にしているという事だ!!!
(このペーパーナイフは箱に入れたまま、神棚に祀ろう…。そして、早く船通山に持って行って、山頂で神霊をお還しして、元のただのペーパーナイフに戻すんだ!)
しかし季節は夏真っ盛り 私のような体温調節が苦手な身体を持つ人間が登山など、自殺行為に等しい
昨今、9月になっても暑いし、早くて登山出来るのは10月初旬 私はこの年ほど、秋が待ち遠しい年はなかった…
初めての船通山は人の世界ではない世界に迷い込んだけれど、この時はちゃんと手順を踏んで準備万端、天叢雲剣と化したペーパーナイフも大人しく箱の中、楽しく登山が出来ました
終
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