先程、恙無く一斉アチューンメントを終えましたので、ご報告いたします✨


旧暦新年、明けて2日目の出雲大社神社
新年初の出雲大社参拝ですので、その清々しさに見が引き締まりますキラキラ

いつものように名前を書いた形代を取り出し、名前を読み上げて息を吹きかけると、蜃気楼のように揺らいで墨色の名前が浮かび上がり、地面に降り立ちました。


名前たちを先導し、参拝前に八雲山のお水で清めますキラキラ 冷たいかなと思ったのですが、水温の方が高いので、ほのかに温かく感じます。
名前たちも清めると、とてもスッキリとした様子でした。


本殿へと参拝に向かうと、ちょうど参拝者が途切れた所で、名前たちは正面に並んで二礼四拍手して参拝します拍手

『旧暦新年、明けましておめでとう!』

と、頭の上から複数可愛らしい声がするので見上げると、


彫刻の波兎たちが、こちらに向かって話しかけていましたうさぎ
ググッと身体を縮めたかと思うと、兎が三柱彫刻から飛び出し、名前たちの前に降り立ちますうさぎうさぎうさぎ

『年が明けたね、おめでとう!』
『今は先に明けてるんだっけ?』
『今の人間は私たちと違う歴を使っているから、なんか調子狂うね。』

矢継ぎ早に話す兎たちうさぎうさぎうさぎ


ひとしきり三柱で話し、鼻と髭をひくひくさせて、耳をピンっと立ててから、名前たちの方を向きますうさぎうさぎうさぎ

『あ、大国主様がそんな所で話してないで、早く回れって仰ってる。』

リーダー格の兎がそう言ってから居住まいを正し、

『さあ、私たちが今日は案内するからね!』

と、他の兎たちも二本足ですくっと立ち、名前たちを先導して行きますうさぎ


『さあ、東の神様たちにご挨拶してね。』

兎たちは名前たちに、東十九社に参拝するようにと促しますうさぎうさぎうさぎ
すると、社の扉が開いて、小さな緑色の巾着袋が東の神々の手から、名前たちに渡されましたキラキラ

『天地袋(あめつちふくろ)だよ。これに小さな幸運がお年玉に入っているから、持って帰ってね。』

東だけに、東を司る色の天地袋宝石緑
その袋を受け取ると、名前たちの中にスゥ~っと吸い込まれて行きました。


『さあ、次は八雲山の磐座に向かおう!』

兎たちは胸を張って名前たちを先導しますうさぎうさぎうさぎ どうも、今日のお役目がとても誇らしいようですキラキラ


表は参拝者が程々に居ましたが、後ろへと回っていくと人影は途絶えていきます。
久々の出雲大社なので、私もめいいっぱい御神氣を吸い込みましたアップ やはり、出雲大社の御神氣が1番馴染みますし、気持ちがいいのですキラキラ


素鵞社もこの通り、参拝者は途切れていました神社 アチューンメントの時などは、ちょうど空間が変わったかのように人が途切れる事が多いのです。

『さあ、参拝したら磐座へ行くよ。』

兎たちに促されて参拝をし、八雲山の磐座へと向かいますランニング


『磐座に触れて、御神氣を授かってね。』

兎たちも両手を磐座にそっと当てますうさぎうさぎうさぎ 名前たちもそれを真似て、そっと磐座に手を当てます。
すると、背後の素鵞社からとても暖かい御神氣が吹いてきて、名前たちを包み込みながら、今度は黒い天地袋を渡されました宝石紫

『北だから、黒の天地袋だよ。』

季節だと春から冬に逆戻りだなと思いましたが、宇宙の氣の流れとしては反時計回りなので、これはこれでいいのかと思い、名前たちが受け取るのを視ていました。そこは神社がどちらを向いて鎮座しているかなので、問題はないのでしょう。


『さあ、次はこっち!』

本殿向正面へと案内をしてくれますうさぎうさぎうさぎ
旧暦新年の大国主様のお姿も素敵だわと視惚れていると、芳しい香と共に、金色の御神氣鵞本殿から流れて来たかと思うと、それは大国主様のお姿に変わりましたキラキラ 濃紺の衣に、ちらりと除く紅のコントラストが美しい、豪奢な出で立ちですキラキラ

『旧暦新年だな。やっと神々も新年の動きを始められる。太陽の暦も悪くはないが、やはり月の暦の方がしっくりとくる。』

そう仰ってから、長い袖の中から黄色の天地袋を取り出し、名前たちに渡しますゆめみる宝石 それは光に照らされると虹色に輝く、とても美しい天地袋でした虹

『本来なら中央は最後に渡すものだか、まあよい。氣の流れを優先するなら仕方がないな。
この天地袋の中には、それぞれの1番の願い事を叶える光が入っておる。それをいつ使うかはそなたら次第だ。意識してここぞという時に使うも良し、無意識に一番強く願い望んだ時に使うも良しだ。

他の天地袋は、それぞれに司る季節がある。緑は春を、赤は夏を、白は秋を、黒は冬を、それぞれその司る季節に一番そなたらを幸運に引き合わせ、引き上げてくれるであろう。
やはりどの季節にも、善き事があるのが良いからな。善き事があれば次にさらに進める。励める。善き事は人が生きていく力となる。

そして、善き事があればそれぞれを授けてくれた神々に感謝をするとよい。さらに神々がそなたらに相応しい天地袋を渡し、次の季節へと送り出してくれる事であろう。

そうだな、今年はどこか遠くへと出かけるのもよい。やはり動かねば風は起きぬし、風が起きねば運氣は流れぬ。この三年で滞った運氣、動かすと良い。
何、滞ったからといって悪くはない。見方を変えれば力を蓄えていただけの事。蓄えた運氣、ここぞと動かし流れに乗るとよい。』

そう仰ってから、兎たちに次へと案内する様に伝えますキラキラ

『じゃあ、次は西の神様にご挨拶に向かおう!』


兎たちに先導されて西へと向かうと、ふと見上げた空には晴れ間が出ていました晴れ


『あ、西の神様にご挨拶する前に、大国主様のご正面でも参拝しないと!』

胸を張って歩いていた兎たちが立ち止まり、御神体のご正面で参拝拍手 クスッと大国主様が笑う気配がありましたキラキラ 可愛らしい兎たちに、大国主様も和まれていたのかもしれませんねクローバー
(ただ、名前たちの中では、その笑う様子にびっくりして、ビビる者もいましたがw


続いて西十九社に参拝拍手 今度は扉から、白色の天地袋が渡されます宝石白 この袋もまた、名前たちの中へと吸い込まれて行きましたアップ


後は南だけだから、また本殿前に戻るのかなと思っていると、

『今度はこっち!』

と、名前たちは神楽殿へと向かいますうさぎうさぎうさぎ


向かった先は神楽殿の背後、鎮守社です神社


私も何年ぶりに参拝したか、忘れてしまっていますが、ここはここで清々しく、そして懐かしさを覚える御神氣で満ちていましたキラキラ


『あのね、今回は子供の合格祈願や就職祈願のお願いもあったからね、天満宮に参拝するの。担当の兎がいるから、名前を伝えてね。』


そう言われて、筆を持った兎の前に向う名前たち数人。しっかりと合格祈願を伝えたようです絵馬
目を細めた兎は、頷きながら名前を聞いて和紙に書き、それを菅原道真公に渡していましたキラキラ

『これで大丈夫だね!さあ、南はこっちで授かれるよ!』


そう言って兎が手を向けたのが、神楽殿の御神体が鎮座した社でした神社

(ああ、福神祭か!)

毎年旧暦新年には、福神祭の招福御幣が授かれるのですキラキラ すっかりその事を忘れていた私、兎たちは得意げに神楽殿へとお声掛けすると、暖かな御神氣と共に、赤の天地袋と、赤の小さな御幣鵞名前たちに渡されましたキラキラ


その授かった御幣は、後で授かったこの御幣を小さくしたものでしたキラキラ

『これで皆、幸せになれるね!』
『開運間違いなしだね!』
『良かったね!』

次々に言ってから、拍手する兎たちうさぎうさぎうさぎ


そして、眩い西日がさしてきました晴れ

『あ、もう終わりだね。』
『西はね、終わりって意味があるんだよ。』
『じゃあ、皆も西日に乗って帰ろうか。』

兎たちは名前たちとハグをして別れを惜しみ、一人一人西日に乗せて視送り、アチューンメントは終了しましたキラキラ


気づけば、黄金の西日に照らされる境内晴れ

『じゃ、私たちも帰るね。』
『お疲れ様。』
『さようなら、またね!』

兎たちは二本足で立つのを止め、四足ピョンピョンと跳ねて、本殿へと戻っていきましたうさぎうさぎうさぎ


さて、今日のアチューンメントの皆様に向けたおみくじはこちら↑ とても良い年のようですね門松


今日も多くの皆様にお申込みいただき、誠にありがとうございましたキラキラ
本年も引き続き、よろしくお願いいたしますm(_ _)m

良い年となりますように絵馬