先程、恙無く伊弉冊大神の夜光珠一斉アチューメントを終えましたのでご報告いたしますキラキラ


今日は静かに冷たい雨が降る揖屋神社神社
鳥居をくぐっていつものように名前を書いた形代を取り出し、読み上げて息を吹き掛け魂の一部を呼び寄せますダイヤモンド
ひんやりとした御神気にちょっと身を縮める名前たち。


久々の参拝だしと、名前たちと並んで由緒を見て揖屋神社のお勉強。
あまりメジャーではないこちらの神社は参拝者もほぼおらず、地元の方々に大切にされてひっそりと鎮座している神社です神社
けれども、出雲風土記にも掲載されており、宇意六社として格の高い神社の一つですキラキラ

そういう謂われや神話などを名前たちに簡単に後ろの万能執事(筆頭執事)清流くんが説明し、だからこそ陰陽の陰として重要なんですよと付け加えていました。
どうやら、今日のアチューメント案内人は清流くんのようです宝石ブルー
昨日、私も雲南~奥出雲神社参拝で昨年から気になっていた事の処理を終えたので余裕があったのかもと思っていると、

『それもですが、只今こちらのお社は遷宮中ですので、お忙しいでしょうから私が伊弉冊様の神使の代わりを勤めさせていただきます。』


あら、本当だわ!
昨年9月27日に仮殿遷座祭齋行があったのね!

『そうですよ。
なので、御仮殿にて伊弉冊様はお待ちです。
まず、その前に境内を少し歩きましょうか。
皆様、参りましょう。』


そう言ってから清流くんが名前たちを先導して境内を案内して行きます。
コロナ禍もあり、なかなか不要不急の外出出来ない地域の方もいらっしゃいましたので、魂での神社参拝とプチ旅行気分を味わってもらいたいと清流くんは思ったのかもしれません宝石ブルー


『先が見えない世の中ですからね、皆様も不安を抱えていたり、気持ちが塞いだりしてしまった事もあるでしょうが、それをまず荒神に祓っていただきましょう。

荒ぶる力は時に災いをもたらす事もありますが、こうして大切に祀り、敬っていれば大丈夫。
皆様の中の荒ぶる心も無理に押さえ込むのではなく、話を聞くようにして落ち着けてあげてください。
それはただ力の行き場所を失って暴走してしまっていたり、自分自身を内側から傷つけてしまっているだけですから、悪気はないのですよ。

ただ知ってほしいから荒れているだけです。
知ってあげれば収まりますし、知ろうとする事でも収まりますから大丈夫ですよ。』

さすが万能執事、心を落ち使える方法も教えてくれますキラキラ
そして、荒神に話しかけると、藁の大蛇の気が動きだし、名前たちの回りをぐるぐると回って穢れを祓い、最後は大きな口を開けて飲み込んでしまいました。


『さあ、穢れを荒神が落とし清めてくださいましたので、次は神楽殿へと参りましょう。』


遷宮中ですので、いつもの御神鏡もなく、ガラーンとした空間でしたが、見えない世界ではせっせと神使たちが片付けや気の流れを整えていましたキラキラ


『この様にして遷宮は進んで行きます。
簡単に例えるなら、神様の世界の断捨離といったところですかねぇ。

やはり、神様がそこに鎮座しておられたら、隅々まで掃除をしようにしも、埃を立てないようにというのは難しい。
けれども、そこに存在する建物は当然の事ながら経年劣化もしますし、汚れもたまります。
神様が御仮殿へと移動されていらっしゃる間に綺麗にして整えて、再び神様に相応しい場所へと清めるのですよ。

皆様も掃除の後には晴れやかな気持ちになるでしょう?
気持ちの良い綺麗な場所は神様も大好きです。
なにより、日本の神々は穢れを苦手としますので、清める事が神様が降りて鎮座し続けるには必要なのですよ。

皆様も掃除をする際には、たまった穢れを清めるイメージをされてみてください。
穢れを取り祓い、キラキラになるイメージをするだけで自宅も結界が張れます。
そして、清められた空間というのは悪しきものは嫌います。
断捨離すると不要な関係が切れたり、新しい何か良い事が舞い込むのはそういう理由があるのです。
逆に言うなら、汚れた場所から綻んで悪しきものは入り込みますから気をつけてくださいね。』

と、アドバイスをしてから、


御仮に名前たちを案内し、参拝拍手
すると、フワーっと御仮殿か暖かく優しい甘い匂いの金色の粒子の混じった風が吹いてきて、紅の衣をまとった伊弉冊大神が姿を現されました宝石赤


『皆よくぞ訪ねてくれましたね。
歓迎しましょう。
遷宮とは社が再び甦るだけではなく、神もまた甦る大切な儀式。
この時期は陰の時期とも謂えましょう。

だからこそ、今再び己を見直すには良い時とも言えます。
何故なら、明るい陽の元では見えない部分も見えますし、陽の輝きと比べて目立たぬ光も美しくみえるのです。

そんなあなた方の魂輝きを私に視せてくださいませ。
あなた方の陰を整えて陽を再び産み出しましょう。』

と、仰ってから、伊弉冊大神は名前を
たちを先導して修繕中の本殿へと向かいます宝石赤
名前たちの最後尾には清流くん宝石ブルー
しっかりと後の護りを固めていました。


『今は修繕中なれば、本殿の気の流れは弱まってはいますが、それが逆に人には合うかもしれませんね。
あまりに強すぎれば恐れを感じてしまう人もいる事でしょう。
ましてやここは黄泉の国の近くですから、それで苦手な気持ちを持っている人もいるでしょう。

ですが、黄泉の国とはそんな恐ろしい場所ではありません。
魂が再び戻り、力を蓄える場所。
そして生まれ変わるまで留まる場所の一つです。
人の魂は神の御霊の一部で、それを日(火)と呼びます。
その日を留めるのが人。
日を留める器だからこそ、人と呼ぶのです。

人は必ず誰しもが神々の末裔です。
神々の末裔だからこそ、その器に神の御霊を留める事が出来るのですよ。』


優しく諭すように名前たちに伝えながら、伊弉冊大神は境内を滑るようにして進んで行かれます宝石赤


『そして、人の器の中には、誰しもが神の御霊が宿る社や神籬があります。
けれども、自分自身を褒めない事でこの社も神籬も穢が溜まってしまいます。
そうすると魂が曇りますから、心も曇りす。
思考や身体に影響も与えましょう。

さあ、今この場所が境内でも最も陰の強い場所ですので、皆、自分の内をみつめてみましょうか。』

と、仰ってサーッと左手を掲げて空間を撫でるようにすると、夜の帳が降りたように暗くなり、それぞれの名前の胸の辺りが光るのが視えますダイヤモンド
これがそれぞれの器の中にある社や神籬の輝きのようですキラキラ

『清めるには褒める事が一番。
私がまず皆一人一人を褒めましょう。』

と、仰って名前一人一人に話しかけ、ぎゅっと抱きしめる伊弉冊大神宝石赤
すると、名前の中に伊弉冊大神の衣の様な紅の光が宿り、魂をさらに輝かせますキラキラ


『皆、それぞれに素晴らしい才能があります。
その才能に相応しく、そして無理のない役割があります。
本来使命や役割とは喜びが伴うのです。
苦痛や辛さを感じる事ばかりではないのです。

もちろん全てが楽にとは申しません。
山を登る時にも苦痛も辛さもあります。
けれど、目的と辿り着いた時の喜びがあるからこそ、人は登れるのです。
それを無しに登り続けるというのは、自らで自らに奴隷として使役せよと命令しておるのと同じ。
それではあまりに悲しいとは思いませんか?

あなた方を縛るのは、究極あなた方自身なのです。
その縛りを解くのに試練はありますが、いつか終わる学びでもあります。
けれど、試練があるから良い事や喜びがあるのではないので、望まぬ限りは無駄な試練はお止めなさい。
あなた方が望むのな、構いませんけれど、望まぬのなら魂を歪めてしまいますよ。

必要な試練は必要なだけやって来ます。
必要なき試練を試練と言い訳をして受け入れないでください。
それはただ、あなた方の行く道ではないと教えているのですから。
こんな険しき道を進まずとも良いと教えているのですから。』

そう仰って少し哀しげな顔をして微笑まれ、また名前一人一人を優しく抱きしめられる伊弉冊大神宝石赤
溢れる母性がさらに淡い紅のベールのようになって名前たちを包みますキラキラ


『生きていく中では、心乱される事もありましょう。
けれども、その心の波にのまれないでください。
あなたの感情にのまれないように。

乱れれば心は荒立ち、真実を映さないでしょう。
歪んだ心で映す世界はあなた方の本当ではありません。
綺麗に澄んで波立たぬ心こそ明鏡止水、あなた方の本当を映してくれます。

そして、あなた方の真実、本来の輝きをその奥に秘めているです、輝きを透き通った心の奥にみてください。
心を満たす水は愛。
愛が満たされているからこそ、その光は水の中で反射して大きく輝く。
あなた方の心の光が灯火。
その灯火は神の御霊の日。

愛という水は陰。
陰を満たすからこそ光は満ちて広がる。
それを覚えていてください。
再びあなた方がこの人生での役割を全うし、私の所へと還ってくるその日まで、私は黄泉の国から人を視護りましょう…。』


と、仰ってから、右手を下から上へと上げると、夜の帳が明け方の様に開けていき、またふたたび明るい世界が戻ってきました。
そして、その明け方の中に伊弉冊大神もとけこんで姿を隠されました宝石赤

『皆様、黄泉の世界からお帰りなさいませ。
いかがでしたか、ご自身の魂の輝きは。
とても美しかったでしょう。
それを覚えておいてくださいね。

皆様は誰一人として劣ってはおりません。
ただ役割が違っており、得意不得意が違うだけの事。
望むものは全て持っていらっしゃいます。

現実世界でも、何かをかう時には、まず持っていないかを思い出してください。
そして、何かを買ったら何かを処分してくださいね。

皆様のこれからがさらに輝きに満ちますよう、伊弉冊様も私もお祈りいたしますよ。』

と、伊弉冊大神から引き継いだ清流くんは名前たちに伝え、それぞれを魂本体に向けて光の架け橋を掛けて視送り、アチューメントは終了しましたキラキラ


皆様、今日はご参加くださりありがとうございましたキラキラ
皆様の陰という愛が極まって生み出される陽を大切にしてくださいねハート
そしてまた、陽極まりて陰を生む、その繰り返しです。

愛があるからこそ行動出来る。
愛があるからこそ生きていける。
愛があるからこそ生かされている。

それを覚えておいてくださいませキラキラ



では私、これから近くの他の神社の祭りへと行ってきます祭
久々に会う大好きな人がおりますので、祭りを楽しんできますわ音符

皆様もよいハレの日となりますようにキラキラ