遅くなりましたが、先程恙無く一粒万倍風の一斉アチューメントを終えましたのでご報告します
佐太神社到着して、まず向かったのは田中神社
佐太様から先にお申込みくださった方々の縁切と縁結びをしてはどうかとアドバイスをいただき、風に背を押されながら向かいます
本日爆弾低気圧で強風吹き荒れる松江市、ちょうど駐車場から田中神社に向かうのに追い風となり、時々風に背を押されすぎて小走りになりました
浮かび上がったはいいが、あまりの強風に名前たちも驚き、必死に名前同士で手を繋いで踏ん張って地面に着地します。
その様子をふふふと微笑みながら視て、手を差し伸べてくださった磐長姫神、そっと名前たちを包み込むようにして持ち上げて、柔らかな薄紫の御神気で玉を作って、その中に入れて風の影響を受けないようにしてくれます。
そして、玉をそっと撫でると、その撫でた振動が中へと伝わって行き、名前を震わせて不要な縁を外へと出します。
出された不要な縁は名前よりも重く、どんどんと玉の外、下の方へと落ちていきます。
名前の近くにあった時は臙脂の様な色合いでしたが、玉から出ると錆付く様にして色を黒くし、やがて地面に到達する頃には、砂鉄のようになって散っていきました。
玉を受け取った木花開耶姫神は、ご自身の社へとその玉を持って向かわれました。
縁結びの社へ
ここで玉を優しく撫でると、玉は満開の桜の花の様な輝きを満たします
桜の光はそれぞれがシュルリと朱の紐となり、名前それぞれに結び付きます
たくさんの細い紐を結びつけられた名前もあれば、太くて大きな紐を一歩結びつけられた名前もあり、それぞれにぴったりな縁結びをしてもらえたようです
また、神仏との縁結びは金と銀の紐でした
きっとたくさんの細い紐は人との良縁、太くて大きい紐も伴侶や人生のお役目に繋がるものなのでしょう
どちらも素晴らしい縁結びの紐です
紐がそれぞれに結びつけられたのを確認した木花開耶姫神、佐太神社に向かって玉を投げると、玉は風に乗って神社へと進んで行きます。
『そなたらは今、地より顔を覗かせた筍の様なもの。
筍はたくさんの皮を被っており、それを幾度となく捲って大きく育ち伸びゆく。
剥いておらぬ筍を手にした事のある者なら分かるだろうが、その皮を捲っても捲ってもその中心にはたどり着けず、いざ食べれる部分となれば最初に手にした大きさよりも遥かに小さい事に驚くであろう。
人もまた同じ。
今までの人生の中でたくさんの装いをし、自らと一体となっておる。
故に自分の本当が解らなくなる。
そして迷い、流離い、様々な経験を経て磨かれ、また再び自分自身へと戻るのだ。
その様々な経験は必ずしも楽なものでは無かっただろう。
時に心身を削られ、心を殺される様なこともあったであろう。
しかしながら、血を流しながらもそなたらは耐えてきた。
そして自らを表へと出してきた。
たからこそ、そなたらは地から顔を覗かせたのだ。
土の中は温かくもあるが、詰まって苦しい。
重く、付き上げるにも地上よりも力がいる。
けれども、そなたらはそれに耐えた。
耐えて自分が求める世界へと顔を出した。
さあ、これからだ。
安心してその自らを守ってきた鎧の様な装いを脱いで行くと良い。
地の中と違って、地上ではその装いは乾いてスルリとそなたらから離れるだろう。
痛みは伴わぬ。
ただ軽くなるだけ。
そして、身軽に成ったらどんどんと竹の様に伸びると良い。
さらなる自分の高みを目指すのだ。
人は天と地を結ぶ生き柱なれば、生き様を持って天へと上るのだ。
さあ、そなたらに必要なものは持たせた。
それを糧にさらに成長するが良い。
重さは脱ぎ捨てて、成長するが良い。』
と、仰られてから、名前一人一人に声を掛けられて今後の願いを聴き、聴いた者から地に這う様にして待っている風神の背に乗せて、上昇気流の様に天高く上って、それぞれの身体へと返されて行きました
爆弾低気圧はまるで風神を地上に運ぶ役目をおっている様に思え、地に吹き下ろす風は時に脅威と厄災をもたらす事もありますが、地上へと豊かな恵みを与えてくれます
その豊かさは、大地に染み渡ってやがて人へと巡るのでしょう。
そして、また海へと帰り、上昇気流となって天へと還るのです
再び、地上の状態を天へと伝えるかの様に。
とは書いたものの、流石に今回の爆弾低気圧は怖いなと苦笑い
皆様もどうぞお気をつけくださいませ。
自然に忖度は存在しないのですから。我が身は自分で守りながらも、神々に護ってくださいとお願いし、感謝も伝えてみるのも良いでしょうね
荒ぶる自然の前では人は小さい。
だからこそ我が身を振り替えれるし、自然の中に神を視る
畏怖の念を懐きながら、これからの人生を大切に、ご自身を大切に進まれてくださいね
本日もアチューメントにお申込みくださった皆様、並びにブログをご拝読くださった皆様、ありがとうございました
皆様のご多幸を心よりお祈りいたします