先ほど恙無く大潮の一斉アチューメントを終えましたのでご報告いたしますキラキラ


週間天気予報では雪模様だった今日、朝早くは小雨が降っていた松江市もアチューメント開始時間が迫ってくると晴れ間が覗いてきました晴れ


4年ぶりの参拝なので、改めて由緒をチェック。
そして、いつものようにお申し込みくださった方々のお名前を書いた人形を取り出して名前を読み上げて息を吹き掛けると、墨の文字が揺らいでふわりと浮かび上がります。


ザパーンっと波の音がして、ゆっくりと潮が満ちるようにして拝殿の左右から御神気が流れてきます波
膝の辺りまで潮に浸かるくらいまでに満たされると、シュルシュルとうねりながらリュウグウノツカイの様な神使がこちらへと向かってきて、名前達をその背に乗せて拝殿へと向かいます神社

拝殿へと到着すると、鮮やかで彩豊かな衣を纏った神使たちが舞を舞ってもてなしてくれましたキラキラ
まるで浦島太郎の龍宮の様ですキラキラ

しばらくその舞を視ていた名前たちですが、神使たちに促されて一緒に踊ります音符
上手に踊れるもの、ちょっとぎこちないもの、自分でアレンジした舞を舞うものなど、皆それぞれに自由です。
自由であることを楽しんでいたからか、名前が小さく小刻みに振動して表面に卵の殻にヒビが入るようにして剥がれ落ちるものがありました。

それはこの一年で溜まった穢れのが魂を包む殻のようになっていた物が剥がれ落ちたようですキラキラ
穢れが剥がれ落ちると、向きたてゆで玉子のようにツルッとなった名前たち、それぞれにそのツルッとした輝きに驚いているようでした。


『穢れは知らぬ間にこびりつくもの。
人の日常生活で例えるなら、茶渋や水道のカルキといった所でしょうか。』

と、微笑みなから本殿から速秋津姫神が姿を現されますキラキラ
衣は深い日本海の彩波 日本海をグラデーションのように重ねた薄衣に、白波のようなひれを掛け、真珠が所々に縫い付けられています。
髪にも真珠の飾りと珊瑚の飾りを高く結った房に刺し、動く度にシャラリと響き渡ります。
その響き渡る音は、まるで小さな氷と氷が重なるような音です雪の結晶


『さあ、潮の中に身を委ねましょう。』

そう仰ってひれをフワリと振り上げると、速秋津姫神の後ろから静かに潮が流れて来て渦を巻きながら、名前達を飲み込みます波
飲み込まれた名前たちは潮の中にその身を委ねると、名前の中央辺りから小さな渦となって潮が入り、魂内部の浄化を行いますキラキラ

半時計回りにグルグルと渦を巻きながら一年の穢れを浄化し、厄を祓いますキラキラ


『穢れが溜まれば厄となり、厄は災いを呼び寄せるので、半年に一回は最低でも浄化した方がいいのです。
人は日々の生活を営む中で、知らぬ間に過ちを犯すもの。
それは誰しもです。
そしてそれが悪いのではなく、そういうものなのだと覚えておいてください。

知らぬ間に犯す過ちで溜まる穢れには人はなかなか気づけないもの。
自分では良かれと思う中に過ちがある事もしばしば。
人の正しさが必ずしも正しいとは限らず、まして万人にその正しさが通じるものでもないのです。』

と、仰ってから潮の渦を半時計回りにかき混ぜてぐいっと大きく左に動かす速秋津姫神、


潮の渦は境内を半時計回りに巡ります台風

『ここには潮の流れの神や海の神の他に、樹木の神も鎮座しています。
神ながらの道とは、大自然に畏敬の念をはらい、感謝を伝える事なれば、人はその与えられた大自然の気をその身体という器に満たして生きる事が大切なのです。

ですが、人は成長の為に敢えて困難な道を歩む事もあります。
その渦中では大自然から与えられた気は消耗し、気が枯れる、つまり穢れの状態になってしまうのです。
その為、気の枯れた状態を補うのも神々の役割。
活力を潮の気や樹木の気によってあなた方に補いましょう。』


そう仰って本殿を左回りに回りながら、本殿を囲むように鎮座している社の神々から御神気を分けていただきますキラキラ
分けていただいた御神気は、先ほど浄化した魂の中へとスーっと吸い込まれる様にして収まっていきます宝石ブルー宝石緑

『ここへと流れる潮の気は、この社と社の間より流れ来ています。
ここは海へと繋がる場所。
嘗ては意宇(おう)の入海(いりうみ)だった場所です。』

そう速秋津姫神が仰って両手を合わせて2拍すると、目の前の風景は嘗ての海だったころに変わります波


ゴーッと音を立てて強風が吹き抜けます台風 一年の穢れを海に運ぶ風です。
アチューメントで浄化した穢れもまた、神使たちの手によってこの風に乗せられて、海へと流されていくようです。


『先ほどの穢れの話に戻しましょう。
最も気が枯れる事は何かをあなた方はご存じですか?

それは罪悪感。
人には良心があり、その良心が罪悪感を生み出すのです。
良心はとても良い心ですが、それが存在するという事は、悪心も存在するのです。
光が強ければそれ分だけ影があるのと一緒です。
故に人にはその影から生み出された悪を制御しようとして、罪悪感があるのです。

罪悪感を感じたら、なぜそう感じるのかを考えてください。
その罪悪感の中には、間違った価値観から生み出される罪悪感もあるのです。
人はそれぞれ育った環境によって価値観が変わります。
全て同じの価値観はありませんが、似た価値観の者たちが引かれ合います。
合わなくなれば自然と離れていくのです。

間違った価値観、つまりあなた方には遇わない価値観から制御する心が誤差どうしてしまう事もあるのです。
価値観も良し悪しではなく、合う合わないで考えてください。
合わない様であれば先ほども申しました通り離れていきますし、自ら少しずつ距離を取る事も出来るのです。
ですから、なぜそう感じるのかを考えて、それは必要のない物だと思うのなら、そっと潮に流してください。
あなた方の罪悪感を浄化して、穢れを少なくしましょう。

自らを自らの罪悪感で気を枯らしてしまわぬ様にしてください。
気を枯らしてしまえば、気が満ちて活力があればどこまでも高く飛べてその高さを維持出来る者も失速してしまいます。
それに、自ら内の影から生み出される陰によって陰を引き寄せてしまうのです。

陰に心満たされるという事は、心が陰っている状態。
それでは近くしか視えず、遠くまで視渡せません。
小さな世界で全てを判断して、小さな自分を罰しなくてもいいのです。

これは誰しもが知らぬ間に犯す一番の罪でしょう。
けれども誰しもが知らぬ間に犯すものだからこそ、こうして穢れを浄化する事で許されるのです。
さらに伝えるなら、あなた方が毎日あなた方にかける優しい言霊によっても許されて救われるのです。

言葉は言霊。
言霊は神の言葉。
神の言葉と意は大いなる自然の中に存在するのです。

さあ、あなた方にたくさんの言霊を潮に乗せて渡しましょう。
あなた方にたくさんの活力と幸を授けましょう。』


そう仰ってから速秋津姫神は綿津見三神に手伝ってもらって、さらに大きな潮の流れを作ってもらい、それに乗せて名前たちを拝殿へと運びます波


力強く陽気な綿津見三神によって拝殿前へと運ばれると、そこは最初よりも遥かに深く海水が満たされて、葉牡丹が珊瑚の様に視えました波


『お土産に珊瑚も授けましょう。』

と、仰って速秋津姫神は一人一人に珊瑚の小さな枝を授けますキラキラ


それからひれをフワリと舞い上げると、葉牡丹の白い部分の様に白波が立って名前たちをそれぞれの身体へと運んで行き、アチューメントは終了しましたキラキラ


ちなみに、皆様にと授かったおみくじがこちらキラキラ


是非こちらも来年の開運の参考にしてみてくださいねウインク



終了後、スターバックスコーヒー玉湯店に移動車
さすがに手がかじかんで賣布神社でレポートは打てませんでしたわあせる

先ほどの速秋津姫神のひれがとても美しかったので、それを思わせるアールグレイハニーホイップティーラテを注文コーヒー
キラキラして可愛いし、美味しかったですデレデレ


さて、このアチューメントを持って年内の仕事納めですキラキラ
今回もお申し込みくださった皆様、本当にありがとうございましたキラキラ

一年を通じての一斉アチューメントは、皆様様々な変化変容や幸運や豊かさをもたらせた様で、それを教えていただく度に私も嬉しくなりました音符
きっとそんな皆様のご感想や応援も私の声を上げて笑うことが増えた要因の一つだと思いますちゅー

一人で笑っているようで、その瞬間世界中のどこかで同じように笑っている人がいて、そんな笑いがどんどん波紋の様に広がって、喜びや楽しみや面白さの振動となってさらに高みへと上がる振動になればいあなぁアップ
そう思ったら、たのしくなりません?
私は単純なので楽しい音符

来年はさらに面白いことや楽しいことや美味しいことなどを、今年以上にお伝え出来ればいいなと思いますウインク

皆様、今年一年お付き合いいただき、またお世話になりありがとうございましたキラキラ
1日早いですが、良いお年をお迎えくださいませ門松

↑明日も書くかもしれんニヒヒ