神迎えの日

今日はいよいよ神迎えの日
昨日の午前中から雨と風が強まり、降ったり止んだりを繰り返している。
止むと、物凄く静かなんだ、外が。
降ると、もう此処まで来てるよと言わんばかりの激しい雨

神々が出雲へと御渡りになられているんだな。
きっと出雲では、雨が止んだ時に神々が御渡りになる、虹の掛け橋何本も掛かったんだろうな

虹は龍の化身
龍は神々を出雲へと護りお連れする。

今年は、鳥取の地震の影響もあってか、例年よりも参拝者は少ないらしい。
昨日出雲市内のホテルを調べたが、キャンセルが出たのか空きがあった
遷宮の年は島根県内全てのホテルが満室になったそうだから、この空き具合はちょっと驚きでもあるΣ(O_O；)

「今年は参拝者が少ないんだ。」

と、１日の飲み会でもう酔っぱらってニヤニヤしながらO氏は言ったが、本当だった

「神迎えには私も行くから嵐にしないでね。」

とお願いすると、うんと頷いていたが、天気予報を見る限り、出雲地方だけ夕方から穏やかになりそうな気配だ。

ふと、いつもなら見もしないブログをクリックして読むと、あれと気づくことがあった。
それは特に素晴らしい事が書いてるのでも、不快な事が書いているのでもなく、ただある種の状態なら引き込まれる内容だった。

きっと、二十代の私ならハマったな。
でもって、どうにかそれを受けたいと願っただろう…。

今は、「書き方が上手い！」っと、ポンっと膝を叩くくらいか。
それで、もう一回読んで粗を探す根性の悪さ(笑)
歳を重ねて私も狡猾に…いやいや、賢くなってきたのよ(*￣ー￣)
そして、覚悟も出来たのよ、自己責任って覚悟がね(。-∀-)

「…いや、それってさぁ、別に今変わった訳じゃなくて、昔からなんじゃないの？むしろ、昔ってそういう感じじゃない？
もしそこにハマって他が見えなくなってるひとが、他にもあること気づけたら、どんな風に思うのかな？
けど、知らないでいるっていうのも幸せの１つよね。相手に委ねる形でおんぶにだっこしてもらって、責任転嫁すればいいんだもの。楽だわ、それ。」

人って、そこに求めなくなると、こんなにも冷静に判断出来るんだなという事を染々と感じ毒をぼやき、私が今の仕事するのも結構世間に役立ってんじゃないのと、自分を誉めてみたりもしたり…(￣ー+￣)

「けど、楽だけど渇くし、不安だろうなぁ。満たされないもんね、いつまで経っても。だから次から次へと求めるんだろうなぁ、外へ…。」

外へ求めること全てが悪いとは思わないし、外へ求めることをした方がいい時だってあるから一概にどうとは言えないけど、そういう状態なら内へ求めるふりしながら外へと求めてんだろうなぁと、若かった頃の自分を思い出しながら思う。

『自分に勝つ』、そんな気持ちで授かった大神山神社の御守りと玉作湯神社の御守り

大神山神社で授かった落雁の写真を見ながら、きっとそれを思い出すんだ。
若き日の大己貴神や櫛明玉神も葛藤して自分に勝った様に、私も葛藤して自分に勝って何かを見つけ出そう
けど、この勝利は激しい歓喜よりも、穏やかな微笑みで負けた自分を労うものに違いない