高校生の頃見た初夢は、小学校の中庭の池の側でぼ~としていて、妙な気配を感じ振り返ると、そこに赤ちゃんを抱いた女の幽霊が立っていて私を指差し、
『お前が私を殺したんだ
』
と、叫び追っかけられるものでした![]()
…そういえば、紗桜が他の人が幽霊を視ないことに気がついたのが、この小学校に入学してからだったなぁ。
小学一年の紗桜は算数の教科書を忘れ、夜、父と学校を訪れたのであります。時間は8時くらいだったかな
誰もいない校舎の前を車で通過する紗桜親子。その時、道路に面した音楽室に女が一人立ってるじゃありませんか![]()
女は「心霊番組のヤラセかい
」ってくらいベタな白い着物を着て、髪を乱し、床から青いスポットライトが照らし出されてるかのように青白く、そして物悲しげにピアノを見つめていたのです。
「お父さん、女の人がいるよ。」
紗桜、普通に指さして父に話しかけます。が、
「誰もおらんぞ。」
と、父。
「え~、おるじゃん。ピアノの前に着物着てる青い女の人が。」
ぶうたれる紗桜。校舎すぐ前を通る道ですから、見間違えるはずなどありません。
「おらん。そんなものは見えんわ。」
その後、女がおる(居る)、おらん(居ない)で親子ケンカ勃発![]()
それから高学年になって聞いた話では、あの音楽室で妊婦だった女教師が、段差(ピアノの置いてある所が一段高くなっている)つまずいて転び、ピアノでお腹打って流産、その女教師もお亡くなりになられたということです。
初夢と関連があるのかは不明ですけどね![]()
…で、高校生の頃見たこの初夢には続きがあって、必死に逃げる紗桜に突然「銭形警部のテーマ」が聞えたのです
![]()
「ぜ、銭形警部のテーマ![]()
」
驚いて振り返った紗桜が見たもの、それは、
「紗桜、紗桜、紗桜~~~![]()
」
と、「ルパン、ルパン、ルパン~~~![]()
」の口調で追っかける、銭形警部がいたのです!!
( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚
なぜ~
なぜなの~~
なんで私は銭形警部に追っかけられてるの~~
意味解んないし~~ヽ((◎д◎ ))ゝ![]()
で、追っかけられてどうなったかって![]()
残念ながら記憶にございません( ̄Д ̄;;
こんな初夢でしたが、特になにか事件もなく普通に過ごした一年でした!(´Д`;)
…っていうか、前おき長くなったわぁ
②で~す![]()
さてさて今回は予知夢じゃないけど、不可解な現象が起こり、危険回避出来たお話です
虫の知らせ…っていうほど微弱じゃなくて、もっと強烈アピールな話ですわぁ。
6年前、紗桜が従姉・よしりんと萩へ夜のドライブへ出かけた時の話
萩までは益田市から車で1時間くらいと、ドライブには丁度良い距離なのです。道も交通量が少なく、海沿いで、漁り火を見ながらの夜のドライブは快適でした
191号線のとあるトンネルを通過した時、
『おおおおぉ…』
という、男の声が聞えたのです![]()
でも気のせいだと無視し、萩市内のガストまで行った私達、車を降りて見たもの、それは、
フロントガラスに付いた一筋の血…
「蚊でもぶつかったか
」と思ったのですが、それにしては量が多すぎるし、かといって、他の動物がフロントガラスにぶつかった覚えはない。大きな水滴がぽたんと落ちて、す~と流れたような血の後は、もうすでに凝固していたのあります。これだけの血なら、ドライブ行く前に気付くし、そうなるとあのトンネルで……![]()
とは思いましたが、二人とも「ま、いっか。」ってことで、ガスとでデザートなんぞを食べてお喋りしましたわ
![]()
ガストでデザートタイムを楽しみ、では益田に帰るかと車を走らせた紗桜、萩市外を抜け海沿いを走る道で妙なものを目にしたのです。
191号線に赤いスプレーが撒いてあるかのように、道路の中央がが赤いんです。
…が、鈍い・物事を深く考えない・現実主義な紗桜、「道路工事でもするから、その印に赤いスプレーしてるのか
」と、気にせず車を運転していたのであります![]()
しかし、その赤いスプレーはどんどん濃くなって、最初はなんとなく道路中央が赤いくらいの物が、
明らかに道路全体を塗りつぶすかのように赤くなっていくんです![]()
これはさすがにおかしい…
誰か暇なやつの悪戯か
と、思った紗桜(はいはい、分かってますよ、鈍すぎですね私
)、
「ねえよしりん、道路赤いのはなんでだと思う~
」
と、のんきによしりんに聞いたら、
「え
赤くなんてないよ。普通の道路だよ
」
って、言われちゃったのよ~
つまりこの赤いスプレーぶちまけ道路が見えてるのは紗桜だけだったの~![]()
でね、それをよしりんに伝えると、その赤いスプレーぶちまけ道路のの赤い部分が、徐々に薄くなってくしぃ~
な、なんだったんだ~![]()
しかし、鈍さにかけては飛びぬけてる霊感自覚無しの当時の紗桜、
「あ~、そうなんだぁ。私、目が疲れてるかも
スピード緩めて帰るね。」
と目の疲れだと思い、時速80近いスピードを出していた紗桜、60前後までスピードを落とし帰路へとついたのであります![]()
益田市内に入り、持石海岸沿いを走っていた紗桜達が目にしたもの、それは…
事故ったばかりで車体が半分にまでなったワゴン車の成れの果て…。(;°皿°)
乗ってたと思われる方々が車の外に立っていて呆然と車を見ている…。警察も救急車もまだ来ていない。まさに事故直後![]()
…もし、紗桜が赤い道路に気がつかず、そのままのスピードで市内に向かっていたら、間違いなく巻き込まれたことでしょう
た、助かった…![]()
その事故を見た同乗者よしりん、
「祐帆は本当に護られてるんだね。」
と一言。
当時の紗桜は、霊感なんて信じてなかったし、今いる後ろさんとも出逢ってなかった頃の出来事。その頃から実はこの手の話は紗桜にはあって…。
長くなりますので、③へ続く~![]()
![]()