𓎂読書。備忘録𓎂


𓇬それは令和のことでした、

歌野晶午


著者の企みに舌を巻く!

哀しみと可笑しみの令和ミステリー。


小学生のときは女男と指をさされ、

母親からはあなたの代わりは誰にも

つとまらない、胸を張れと言われる。

平穏を求めて入学資格に性別条項のない

私立の中高一貫校に入るが、

いじめはさらにエスカレートし、

みじめな姿がSNSで世界中に

さらされていく。

それは僕の名前が太郎だから―(「彼の名は」)。


新しい価値観のゆらぎが生み出す7つの悲劇。

奇想の歌野ワールド、珠玉の作品集。


#読書#読書記録

#読書好きな人と繋がりたい

#それは令和のことでした、

#歌野晶午