こちらは
雅紀sideです。
ここから雅紀sideも書いていきます。
翔ちゃんを嫌いだという雅紀の真意がわかるはず。
非常にガチャガチャしてるので(笑)翔sideとのギャップを楽しんでもらえたら幸いです♡
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注意:櫻葉小説です。
〜〜⋰〜〜〜⋰〜〜〜⋰〜〜〜⋰〜〜〜
チームニノに言われた通りのことを忠実に守ってる俺。
でも本当は落ち着かなくて
ここ数日ずっと体が宙に浮いてるみたいな感覚で過ごしてる。
心臓やばい……
大好きな大好きな櫻井先輩と同じ空間にいれてるだけで幸せの絶頂。
「ちょっと話せる?」
コピーしようとコピー機の前に来た時に
大好きな櫻井先輩が俺を追いかけて来た。
ひぃーーーーーーーっ!!!
/////
ちちちち…近い♡近い♡近い♡ーー!
櫻井先輩が!
櫻井先輩が!
俺だけに話し掛けに来て下さった!!!
コピー機の神様ありがとうございます!
コピー機の神様のおかけでございます!
「なぁ?ちょっと話せる?」
話せる……に決まってます///
大好きなんだも〜〜〜ん。
くぅ〜〜〜〜幸せすぎる〜〜〜〜っ
ヽ(♡>∀<)ノキュンキュ-ン♪
「何か間違えたことなどが、ありましたでしょうか?」
顔見ちゃいけない。絶対に!!!
今見たらぜんぶが緩んできっとおしっこ漏れちゃう。
「あ?仕事?仕事はぜんぜん!さすが元営業マンだよな。気配りすごいし、助かってるよ。」
褒められた////
褒めてもらえた/////
うわ〜〜〜んっ生きてて良かったよぉー
「………だったら何も
他にお話する事はないと認識してます。」
あくまでも嫌ってるフリ。
すごく嫌ってるフリ。
「あのさ?仕事の事で言うと……
俺の方こそ間違いだったわ。ごめんな?3日間、放置してて悪かった。ちゃんと色んな事を教えるべきだったのに。」
「いえ。
そのほうがいいので3日間助かりました。」
だいたい無理なんだってばーーー!
大好きな人とマンツーマンで手取り足取り仕事なんてしたらっっ///
刺激強すぎ💦
鼻血出まくりまくりまくりますっ
ていうか
俺の事を忘れてバリバリ仕事してる櫻井先輩かっこよかったなぁー
///(pq*´д`*).。・♡゚*
ずっと見てられる…
永遠見てられる…♡
「ん?なんか言った?」
「いえ。
こっちの話です。」
それにしても
あ〜あ〜〜〜〜〜〜いい声。
ずっと聞いてられる…
永遠聞いてられる…♡
心臓バクバクで
呼吸も浅くなる一方なので
深呼吸を音を立てないように気遣いながらした。
目線はとにかくコピー機。
コピー機の神様が俺を包み込むようにして
『ほらお前の大好きな人を引き寄せてあげたのだぞ?余の力を崇め奉るがいい』と微笑んでくれてる。
崇め奉りますとも。コピー機の神様!ははーーーっ!
「今度、相葉の歓迎会あるじゃん?」
「恐縮です。」
はい。それはもう恐縮の世界。
日本の伝統に感謝。
お陰で櫻井先輩と飲めるなんて幸せの極致!
「俺達一緒に仕事していく仲間なんだしさ?歓迎会の前に、俺達で今日、飲みに行かない?あ!ブッキーと康介と俺でさ。」
「えっ?!?!」
いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいま……なんて?????
コピー機の神様?
俺今……誘われた?誘われたよな?
問いかけるようにして
100と打った。
ピッ! ま
ピッ! じ
ピッ! で?
「相葉……?なぁ?どうかな?
………急だしその…今日予定でもある?」
ピッ さ
ピッ そ
ピッ わ
ピッ れ
ピッ た
ピッ ゆ
ピッ め
ピッ じゃ
ピッ な
ピッ いーーーーーー!!!!!
「ちょちょっと💦その枚数多いよ絶対」
フリーズ………
「相葉?」
もう無理。
わかんない。
コピー機の神様のせっかくのご厚意を無駄にしたくないけどチームニノからは『嫌ってるフリ』をするように言われてる…。
誘いをオッケーしていいの?だめなの?
俺の判断じゃホント無理ーーーーーっ!
「ちょっとお手洗いに行ってきます。」
「え???ぁあ、…、ぁ、…どうぞ」
俺は猛スピードでトイレに駆け込み電話した。
「ニノ!!!」
「おう」
「大変だよ!!!櫻井先輩が飲みに誘ってくれた!!!!!」
「おー!順調じゃん」
「誘ってくれたんだよ?櫻井先輩が自ら!!!櫻井先輩の口から!!!
ていうかめちゃくちゃ声がいい声でさ?めちゃくちゃ色っぽいんだよぉっ!その声で『飲みに行こう』って!!!きゅるきゅるお目目で言ってんの!長い足できれいに立っててその体が俺に向いててさっ///コピー機の神様と同じくらいの神々しい光を放ちながらよ???ぅう〜〜〜〜〜〜///好き♡」
「落ち着けって。お前今、仕事中だろ?」
「ぁ………ごめんなさい」
「ちゃんと嫌ってる素振り出してるんだろうな?」
「それはまぁ…大丈夫だと…思う…たぶん」
「お前が泣きついて来たんだからな?!
『長年片想いしてても全く意識してもらえない…意識してもらえないどころか記憶に残してもらえない』って。『どうしたらいいか教えてほしい、協力してくれるなら何でもする』って、俺達に頼んできたのはお前だろ?」
「わかってるよ。チームニノの助言の通り、しっかり『嫌ってる』アピールを櫻井先輩にも周りのみんなにもしてるよ?」
「絶対にボロを出すなよ?嫌ってるからこそ、今、興味を持たれてるんだぞ?
お前が片想いしてるなんて知られてみろ?途端に翔やんは興味を無くして瞬殺で断られるだけなんだからな?!」
「わかってる…本当にそれはわかってる。チームニノの作戦がなかったら……櫻井先輩から直々に飲みに誘ってもらえるなんてこと自体が、皆無なんだよ。人に興味示さない人だもん。すでにとんでもない奇跡が起きてる。」
「そう。
『俺は嫌われてる』と思うと人はその人を否が応でも意識してしまう。一番ダメなのは無関心ってところだから。
いいか?とにかく嫌いって事を全面に出しとけよ?……そんでお前自身が翔やんから嫌われるところまでいくんだよ。無関心より『嫌い』の感情のほうが強いからな?」
「わかった。ちゃんと嫌われるようなこともする…」
「まーくんは根本が良い人すぎなんだから、難しいとは思うけど、困った時は教えただろ?下を向いて目線を合わせないこと。それを実行しろ?」
「うん。コピー機の神様を感謝しながら見てる。」
「……またおかしな事言ってるな?
まぁいい。とにかく一歩前進したよ。」
「で?どうしたらいい?飲み会は断るべき?受けるべき?」
「1度目だから断るべきだな。」
「えーーーーーーーーーーーーーーー!
😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭」
「行きたいのか(笑)」
「行きた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い」
「じゃあ…まぁいいか。長年片想いしてやっとここまできたんだもんな。行って来い。」
「えーーーーーーーーーーーーーーー!
😍😍😍😍😍😍😍😍😍😍😍😍😍😍」
「行きたくねぇのか?」
「行くなんて無理〜〜〜〜〜〜〜〜❤️」
「あのさ?www
女子高校生じゃないんだからいちいちキャピキャピするのやめてくれる?
とにかく契約恋人をこっちはオススメしといたんだから!この前それについても作戦立てただろ?今日の飲み会で言われるかもしんねぇ。それだけ覚悟して、その覚悟ができたら飲み会に行く判断したらいいだろ?じゃーあとはまーくんが行くか行かないかは考えて?」
「行く❤️」
「……でしょうね…」
「契約恋人を持ち掛けられたら、この前練習した通りでいいんだよね?」
「そう。頑張れよ?」
「わかった。ありがとう。」
ふぅ!よし!
まずは飲み会に参加する!!!
そして勢いよく櫻井先輩のところへ戻っていった。