注意:櫻葉小説です。
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「押すなって」
「あ〜〜〜!こら危ねっ…」
「うわぁぁぁーーー!!!!!」
ドチャァァァ………
「は?!何やってんだよ!お前ら!!!」
海岸の岩影の横からなだれてきたのは
斗真、風間、流星の3人。
斗「痛てててて…早くどけよっ」
流「風間が押すから」
風「悪ぃバランス崩しちゃって…」
雅「てめーら!💢聞いてたのかっ…///」
斗「ごめんなさい!」
風「ごめんなさい!」
流「ごめんなさい!聞いてました!」
雅「こらーーーっ!!!素直に謝ればいいってもんじゃねぇーーーーっ!!!💢」
翔「あはははははっ…まーいいじゃん。雅紀の事心配してたんだろうから。」
雅「良くない!!!!!てめーら!ふざけんなよ💢」
斗「それより翔さーーーん!」
雅「あっ!こら!話聞けって!!!」
斗真、風間、流星の3人は俺を無視して翔のところに駆け寄り翔に抱きつく。
雅「ちょっと何やってんだっ💢💢💢」
斗「翔さんの話…すげー涙止まんなくなった」
風「翔さん間違ってないよ!!!翔さん一生懸命弟くん世話したんじゃん!!!」
流「そうだよ翔さんが自分を責めるなんておかしいよ!!!悪いのはクズな親なんだから!!!」
雅「ちょっちょっと!!!離れろ!おい!お前ら離れろ!!!!」
翔「ふはっ、ありがとう。」
斗「翔さん相葉をよろしくな?」
風「こいつ本当はいい奴なんだ!」
流「翔さんに会って相葉変わったんだ。変われたんだよ。」
斗「ねぇ期待していいってどういう意味?」
風「付き合っていいってこと?」
流「もうよくない?付き合えば。」
雅「ちょちょちょっとお前ら…////」
斗「期待通り越して事実にするか!」
風「そうするか!」
流「付き合うところから始めたら?」
斗「それでいいよな」
風「うん。それがいいよ」
流「だな!」
風「こう見えて相葉がちゃんと人を好きになったのは翔さんが初めてなんだ。」
流「女遊びはいっぱいしたけど恋はしてこなかったんだよ」
斗「そう翔さんが初めてなんだから!」
雅「てめーら/////いいかげんにしろーーー!!!ーーー!!、!!!!」
斗、風、流「わ〜〜〜〜逃げろ〜〜〜」
翔「ぶははははは」
3人はあっという間に逃げていった。
「くっそ…あいつら明日ぜってぇボコす!!!」
「かわいいじゃん。あんなことしてるけど本気で雅紀の事を心配してるんだから。」
「心配してても盗み聞きとか許せねぇ///」
「別にいいじゃん。」
「良くねぇよ!!!翔の過去勝手に聞くとか!」
「あの3人にも、青の事も含めて迷惑やら心配やらかけたし、いいんだよ。潤が話した話なんだしさ。」
「そうだけど…盗み聞きって、クソー!
人の告白……/////聞いたりしてサイテーだ」
「それも別にいいじゃん。」
「良くねぇよ!!!」
「付き合う事になったらどうせみんなに報告するんだしさ。別にいいだろ。」
………え
/////
俺は口から心臓が出ちゃったと思うほど、ドキドキがえぐい音を立てた。
「そっ…///そんな顔するなって。
『もしも付き合う事になったら』って意味なだけだから…。」
「あ…///
あぁ…そうだよな…///……もしもだよな?
あはは、///ははは…///っ…だよな…///」
気持ちの整理をする。
だから返事はまだ。
気持ちの整理をする。
だから返事はまだ。
気持ちの整理をする。
だから返事はまだ。
翔の今の答えはそうなんだから。
落ち着け。
オッケーされたわけじゃないんだし
そもそも男同士で
お互い好きとかそんな奇跡なかなか起きねぇもんだろ。
「だから〜///そんな顔すんなって。」
「なっ、なんだよ…///
『そんな顔すんな』ってどんな顔だよっ」
「んー?」
翔はクスクス笑いながら
こう言った。
「ヨダレ垂らしながら腑抜けた顔。」
「んな顔!してねぇーわ!!!!!」
「ぶははははは」