注意:櫻葉小説です。
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流「異議あり!!!」
泣き止んだ流星が声を高らかにして言うから一同、流星に注目した。
流「代わりとか、身代わりとかさ?言ってるけどさ?それはいいんだけどさー!」
風「……ぁ、いいんだ?
てっきり良くないっていう流れかと思ってたわ」
流「相葉がそれでいいんならいいじゃん」
斗「そうなの?」
流「うん。いいんだよ!
だけどさ?!告白はしたら?」
………え///
流星のやつ……何を言い出すんだよ……
流「『身代わりでもなんでも翔さんのためになることをするよ』って、
『どうしてかというと好きだから』って、
『そのくらい想ってるんだよ』って。
じゃないとお互いスッキリしないじゃん!」
シーン………
みんなが静かになって……
そして最初に口を開いたのは風間だった。
風「なんか流星って……良いことを言ってるんだか言ってないんだか、よくわかんねぇな。」
斗「それな!俺も思った。」
流「良いことしか言ってねぇーし!💢」
風「……要するに弟の代わりとして生きていくって決める前に告白はしてみろってことだろ?」
流「そうだよ!」
斗「弟として生きると決めるにはまだ早すぎるってことね?」
流「そう!それ!!!」
雅「ぶははははは🤣風間と斗真の通訳がいるってなんなんだよ〜〜〜」
あはははは
みんなで笑い合う。
そして……
流「携帯貸せよ!翔さんを呼び出すから!」
雅「………え、?…」
流「ライン送る!
海で待ってるって。翔さん来てくれるだろ?……、相葉は勇気を出して告白する!当たって砕けろ!だ!
それでほんとに当たって砕けたら弟の役を俺も一緒にしてやるよ!!!」
風「もー!言ってることがよくわかんねぇんだわ!」
斗「良いことを言ってるようでなんか残念なんだわ!!!」
流「良いことを言ってるっつーの!」
笑いながら俺は流星に携帯を渡した。
話がしたいから
海で待ってる。
何時でもいいから。
流星が打って、送信した。
流「俺達は帰るから、告白頑張れよ!」
風「まぁ、……流星の天然な流れに巻き込まれたカタチだけど、いい機会じゃん!告白しちゃえ。」
斗「そうだな。相葉頑張れよ!」
雅「わかった。……なんか、……wありがとな」
斗「あのさぁ?帰る前に一つだけ確認させて?」
雅「……ん?」
斗「最近女を抱かなくなったのは、本当は性病じゃなくて翔さんを好きになったから?」
雅「……ぶはっ…確認ってそれ?」
風「そうだよ。俺はなんとなく相葉の気持ちに気付いてたから、咄嗟にお前らにそう言って誤魔化したんだ。」
流「風間ってすげー!」
斗「じゃあ本当は性病じゃないってこと?」
雅「あぁ。」
斗「それならもしも翔さんと上手くいったら、相葉も同性同士のエッチは初体験ってことになるよな?俺と同じってことだろ?」
バコッ!
斗「いってぇ〜〜〜〜〜!!!!💢」
風「お前はそれしか考えてねぇのかよ!」
斗「そりゃそーだろ!高校生なんてみんなこれしか考えてねぇーわ!」
雅「お前だけだろwww」
斗「相葉は困ってなかったから余裕なんだろ!」
風「いやお前だけだ!」
斗「風間にだけは言われたくねぇーわ!しょっちゅう彼女とズッコンバッコンしてるくせに!!!」
風「だーーーーー!もううるせーわ」
斗「ズッコンバッコン俺もしてぇ〜!」
流「せっかくの相葉の告白前なのにムードなさすぎる〜〜〜〜!」
風「そーいうところだぞ!相手ができねぇのは!」
斗「どこだよ?どーいうところだよ?教えろよ?自覚ねぇから教えてくれ!それを直せばできるのか?!?!」
流「うん。
そーいうの直せばマジでできると思う。顔はイイんだもん。」
斗「まじかーーー!!!!!
ちょっとぉー!今から流星んちにみんなで行こうぜーーー!!!
俺の相手を作るための学び会!してくれ!!!
………そういうわけで!相葉は頑張れよ!」
ワイワイ言いながら………
みんなは去っていった。
陽は完全に落ちて
薄暗い景色が広がる。
……俺は
なんだかよくわからないまま……
翔に告白することになった。