注意: 
こちらはmy core guyの続編です。


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「しょーちゃんっっっ!!!!!」




目を開けたしょーちゃんのそばに全員で駆け寄る。



「しょーちゃんっっ!!!しょーちゃんしょーちゃん!しょーちゃん!!!しょーちゃん!!!良かった!!!しょーちゃん!大丈夫?頭痛くない?この病院だよ?しょーちゃん俺を守ってくれて……っ!しょーちゃんわかる?大丈夫?しょーちゃんなかなか意識戻らなくてすげー心配したんだよ!!!目覚めて良かった!!!しょーちゃん3日間入院になったよ!ゆっくり休めるから安心してね?痛い?しょーちゃん痛い?しょーちゃんのおかげで俺、こんなにピンピンしてて!!!ごめんねしょーちゃん!ホントごめんっ!」




しょーちゃんが起きたら言いたいことがいっぱいあって……


思わず
機関銃のように喋ってしまった。


しょーちゃんが俺の顔を見る。


次の瞬間………





「だれ……?」




え………?






同時に体をこわばらせる。





「こわいっ…だれ……?なに?……来ないで?」





ベッドの端に逃げるようにすり寄り

俺達全員の顔を見ては、怯え

身体を縮こませる。





「しょーちゃ………ん……、うそ……」





病室が静まり返る。

さっきまでのワイワイしてた空気は一変して……

全員が

いいしれぬ不安と戸惑いに包まれた。






「櫻井さん〜どんなご様子ですか〜?あ、意識戻りましたか?」



看護師さんが来るとしょーちゃんは
また新たに人を見たことで怖さがピークに達したのか
布団を頭からガバっと被って
丸まったまま動かなくなった。




呆然と立ち尽くす俺と潤くんとニノと大ちゃん。





しょーちゃんは
小刻みに震えてる。





看「頭を強く打ってますからね。記憶障害が起きてるのかもしれませんし、今、混乱してて一時的なものかもしれませんし、とにかく医師の診察の手配をします。
あの…申し訳ないですけど櫻井さんが怖がっていますので、少しそっとしておく方が本人のためには良いと思われます。ですので、全員、出ておいてもらえますか?待合室にご案内します。こちらへお越しください。」




全員、
ショックが隠せず
看護師さんにそう言われてもなかなか動くことが出来ない。




看「じゃあ……、落ち着いてからでもいいので……後で、待合室に移動してくださいね?」





看護師さんはそう言うと病室を出た。






潤くんと大ちゃんがアイコンタクトをして

潤くんが
俺の肩を抱くようにしてから

病室の出口にそっと誘導する。





ニノはしょーちゃんのそばをなかなか離れなくて……

大ちゃんもそんなニノに付き合うようにして動かない。

でも
俺は先に潤くんに連れられて
病室を出させられた。










しょーちゃん。。。






うぅ……ごめん。。。





俺のせいだ。。。。