注意: 
こちらはmy core guyの続編です。


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「しょーちゃん!!!しょーちゃんしょーちゃん!しょーちゃん!!!」


「離れてください。少し離れて!」


ニ「まーくんこっち。」


「〇〇病院に受け入れが決まりました。できれば同乗する方はお静かにお願いします。」


松「まーくんは車で来て?俺が救急車に同乗するから。」


「いやだいやだいやだ!!!しょーちゃん!しょーちゃん!!!!!しょーちゃん!!!」


松「ニノ大ちゃん頼む」




俺は2人に押さえられ
泣き叫ぶも乗せてはもらえず
しょーちゃんは
潤くんと一緒に救急車で病院に運ばれた。




ピーポーピーポーピーポー………





「しょーちゃぁぁぁ………、っ…」



二「まーくん俺等もいくよ?片付けは後で俺と大ちゃんがしに来るから。とにかく病院行こう?」


「ぅう…ゔぅ…う」


大「まーくん大丈夫だよ?俺は人間になったとは言え、元天使経由の神だからさ?わかるから。しょーちゃんは生死にかかわる匂いはしてない。心配しなくてもそのうち意識を取り戻すから。まーくんも落ちたんだからさ?病院行ってちゃんと診てもらおう」


泣き崩れてて
フラフラ状態を2人がなんとか車まで運んでくれた。



落ちた後のこともよく記憶してない。
ただ泣きながら3人の誰かに電話したら
3人の誰かが救急車を呼んでくれて

俺は何も出来ず
ただパニックで泣き叫ぶだけだった。




大ちゃんの言葉が胸の中に
響いてく。





大丈夫。
しょーちゃんは
大丈夫。
死んだりしない。
大ちゃんがそんな匂いはしないって。
だから
大丈夫。
しょーちゃんは
死んだりしない。
しょーちゃんは
俺の前から消えたりしない。

しょーちゃん
しょーちゃん
しょーちゃん……





「ぅう…、っ…、ッヒく…ぅう…」





「まーくん大丈夫。大丈夫だよ。しょーちゃんは大丈夫。」




ずっと大ちゃんがそう声掛けをしながら背中をさすってくれてて

ニノが病院まで運転してくれた。





「後で斗真に運転免許をお願いしとくよ。俺、持ってねぇからさ?こーいう時不便だわ。」



後から考えたら怖いけど

無免許で運転してるとか
そもそも運転できるの?とか
そんなことさえ
何も頭に入ってこなかった。




「しょーちゃん…ぅう、…しょーちゃん……ヒッく……しょーちゃん……」



「大丈夫。大丈夫。」



「おまじないなんてしなければ良かった。ぅう…、…磁石のおまじないなんてしたから…、ヒック……しょーちゃんが俺に引き寄せられた……っ……、っ…しょーちゃんになにかあったら……どうしよう…
どうしよう?……俺のせいで……っ、…っ
危ないことした俺のせいで……っ…」



大「おまじないのせいなんかじゃないよ?しょーちゃんはそんなものがなくてもいつでもまーくんに引き寄せられるでしょ?」



「ぅ……ぅゔっ……」



大「大丈夫。しょーちゃんすぐよくなるよ?ね?まーくん、大丈夫だからね。
天国のまーくんのお母さんも、しょーちゃんの事を守ってくれるよ?」


「うん……っ、…うん…」



大「大丈夫。しょーちゃんはまだ人間になったばかり。回復力も治癒力もスーパー強いから、絶対大丈夫。な?まーくん、大丈夫だからな?」


「うん……、っ、…、…うん」




大ちゃんがずっと俺のパニックに付き合ってくれて……




俺は……




大ちゃんのおかげで




少しずつ、少しずつ………落ち着いてきた。