注意:櫻葉小説です。
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カラオケボックスで騒いでいると
途中、通話が入った。
「悪い。ちょっと外で話してくるわ」
そう言ってボックスから出た。
しばらく経ってから部屋に戻る。
周りが騒いでいる中で、風間がこそっと耳打ちしてくる。
「携帯……誰から?」
「別に誰でもいいだろ?」
「俺等に言えねぇヤツってことか?」
「は?そんなんじゃねぇーよ。いちいちうるせーっつってんだよ」
「相葉……」
「何だよ」
「あとで話がある」
「……………俺は別にお前と話すことなんてない。」
「相葉」
「次!俺が歌う番だ 〜〜〜イエーイ!」
出る直前
カラオケボックスのトイレで着替えて、俺たちはもう私服になっていた。
それはいつものこと。
こんな時間に学生がうろついててもカラオケボックスの店員も見て見ぬふりをしている。
斗「おっし!じゃあ南地区のフランス人形のもとへ行くぜーーーーー!」
相「てか南地区に店なんかあったか?海しかなかったじゃん?」
流「2年前ぐらいからあの辺り、少し店が増えてんだよ。けどそのカフェは最近できたっぽい。」
風「へぇ〜」
流「しかもおしゃれ系!」
相「フランス人形にぴったりだな?」
流「まぁな ///くー!早く会いてぇ〜!」
風「流星〜、かなり惚れてんな!」
流「あーーーーー!!!!!しまった!」
斗「なんだなんだどうした?!」
風「また始まったよ〜流星のうっかり〜!今度はなに?!」
流「その店、3時からの1時間だけ、昼休憩だったわ〜〜〜〜」
風「はぁ〜〜〜〜〜?」
斗「今ちょうど、3時じゃん!」
相「ぶははははは。またやらかしたな!流星」
流「うわ〜〜〜ごめ〜〜〜ん」
風「ま、いいじゃん!どっかで時間潰そうぜ?」
斗「おっとぉ〜!!!そんなこと言ってたら目の前に奇跡のゲーセンあるじゃん!」
流「まじか!」
風「すげえ〜!しかも新しくできたっぽいな!テンション上がるぜー!」
相「流星……うっかりする割に、いつもモッてんだよなぁ〜不思議。」
流「えへへ…それほどでも〜」
斗「褒めてねえから」
俺達はゲーセンで時間を潰すことにした。