注意: 
こちらは櫻葉小説です。苦手な人は回避してください。


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side S


智「無責任なこと言ってるのかもしんねぇけどさ?翔くんも相葉くん本人でさえも、ヤってみてどう転ぶかなんてわかんねぇことじゃん?
2人を見てたらさ?
例えばダメだったとしてもこの2人なら大丈夫だろうって思うぜ?
立て直せる2人だなって。」



潤「俺も同じ意見だな。
不自然にスるのは違うだろうけど………
自然にそんな機会があればさ?翔くんが行動してみてもいいんじゃない?
焦りは良くないとも思うけど、
逆に悩みが長引くのも、良くはないよね。」




「………なるほど」




智「俺らはマル暴だからさ?薬中の奴なんて嫌という程見てきたんだ。
………相葉くんはまだ、薬中にされなくて良かったって思ってるよ。」


潤「薬中だと想像を絶するほど時間がかかるからな。」


智「どっちがマシとか言えねぇけどさ?
本人は辛いことなんし。。。」



そう言って
また俺に酒を注いでくれた二人がとても優しくて……

この人たちと雅紀を救出できて本当に良かったと思えた。







「色々ありがとうございます。」


帰り道
タクシーの前でそう言うと


「無事ぜんぶ解決できるよう相葉くんの家族見つけるからな!」


そんな力強い言葉が返ってきた。






二人と別れて
タクシーの中。



なんだか
無性に雅紀に会いたくなって
早く顔を見たくなってたまらなかった。