注意: 
こちらはmy core guyの続編です。
櫻葉小説ですので、苦手な人は回避してください。


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次の駅に到着した。

「ドアが開きます。ご注意ください。」




この駅も俺たち側のドアが開かれる。

しょーちゃんの腰をまたぐっと寄せて、俺の方に密着させるとしょーちゃんも俺の腰を持って俺にしがみついた。



ドキドキ……ドキドキ……





やばい……




俺のがホントに反応してる……




気持ちを切り替えようと
今日の晩御飯のこととか考えてみるけどぜんぜん駄目で……




「雅紀…」




びくっ!





しょーちゃんが
密着してる時に話しかけてきた。





「ごめん…大丈夫?」


「///ぁんっ……」




首筋にかかるしょーちゃんの吐息。

そこ(首筋)に話しかけるのはマジでやばいって!

へんな声出たし。。。(汗)






とにかくあと数分の辛抱。

平常心平常心!!!!!!




俺は自分のことでいっぱいすぎて
この時しょーちゃんの問いかけに返事をしてなかったことさえ気付いてなかった。




「ドアが閉まります。ご注意ください。」




プシュー




ホッ……





しょーちゃんを壁際に戻すと
しょーちゃんは少し上目遣いで俺を心配するように見た。


そんな顔しないでよ。
そんな可愛い顔。。。

ホント困る💦








そんな苦しい時間を過ごし

なんとか耐えてやっと降りる駅に着いた。




駅に着いてそこから歩けばきっと大丈夫。

反応してる下半身はカバンで隠したまま運動して発散させる!

そう思うのに
なかなか体は鎮まらなくて

いつもより凄い勢いで歩いてたら
しょーちゃんが後ろから必死に声をかけてきた。




「雅紀っ…っ…、待って。………っ早いっ」





ハッ!





「ごめんっ!ごっ!!!ごめんしょーちゃんっ!!!!!」


「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」




しょーちゃんは必死についてきてたみたいで息が切れてる。
そりゃそーだよな…
まだ歩けるようになったばかり。
体の使い方がそこまでよく分かってないのに……俺……なんてことしたんだろう……




一気に
俺の下半身は反省するように沈んだ。



「ごめん、ごめん…ね?しょーちゃん」


「いいや…ごめん。俺の方こそ。」


「え…なんでしょーちゃんが謝るの?」


「体力もっとつけないとな…。ホントごめん……」


「しょーちゃん………」







きゅんと胸が鳴って……

俺は次の瞬間、しょーちゃんを抱きしめていた。



「こら!人前でなにやってんだよ!!!」




すぐにしょーちゃんからすり抜けられたものの……
やっぱりまた
沈んだ下半身がムクッとなってしまった。








19才の夏。







未経験の俺。








下半身は、人一倍、すこぶる元気です。